国際交流フェア

世界に一つだけの花を斉唱
世界に一つだけの花を斉唱

私は教覚寺の副住職の他に、富士市にあるブラジル人学校で日本語の講師もさせていただいている(他にもあるのだが、またの機会に)。通常は火曜日勤務だが、昨日は富士市国際交流協会主催の国際交流フェアが開催され、学校として参加するということなので、昨日も勤務日となった。しかし代休はなし(苦笑)。とは言ってもご葬儀や研修会などでどうしても休まなければならないときは、週一日勤務なのにしっかり休ませていただいているので、何も言えない。。。

 

さて、この国際交流フェアではステージ部門と展示部門があり、エスコーラフジ(私の勤務学校名で、日本語に訳せば富士学校)は毎年両部門に参加している。ステージでブラジルの踊りや、学んでいる日本の歌などを発表し、展示ブースでは授業で取り組んだ作品や研究を見ていただく。そして、ブラジルのお菓子やジュースを売り、遠足や社会見学などの経費の足しにしたりしている。

 

今年のステージでは、「世界に一つだけの花」を、国籍や文化が違ってもそれぞれに美しいものだというメッセージを伝え、日本語・英語・ポルトガル語の三ヵ国語で歌い、そして最後にブラジル北部の典型的なダンスを披露した。おかげさまで大好評をいただいた。日本語での説明やメッセージも上手に言えた。生徒一人ひとりに「あっぱれ!!」

 

また、たくさんの人がエスコーラフジのブースに来られ、子供たちによる作品を見ていってくださった。こうして少しずつ地域社会にその存在を認知されていくことが、今のブラジル人学校にとって大切であると思う。

ブラジル北部の踊り
ブラジル北部の踊り