東京へ

和田堀廟所
和田堀廟所

前回のブログから1週間経ってしまった。危ない危ない。。。

 

15日16日と東京へ行ってきた。東京明大前にある和田堀廟所というところで、涅槃会(お釈迦様のご命日に勤まる法要で、私たち一人一人がそのお釈迦様のお説き下さった仏法に出遇わせていただくご縁)にあわせて青年布教使研修会が行われ、なんと私が布教実演をする5人に選ばれ、御門徒の方々をはじめ多くの布教使、また講師の先生方の前で法話をすることになっていたのだ。

 

前日の大雪で新幹線の運行が若干心配であったが、新横浜に2分遅れ、品川に1分遅れとほぼ予定通りでほっとした。しかし「1分遅れの到着となります。お急ぎのところご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんでした。」というJRのアナウンスはすごい。。。ブラジルでは考えられない。。。

 

さて、和田堀廟所に到着して、すでに緊張していたのがさらに緊張を増す。布教実演の5人のメンバーを見ると、皆さん私よりも先輩で、しかもすでに18年住職をされている方や、布教で全国をまわっておられる方、布教団の副団長の方など、そうそうたるメンバーの中私がなぜかポツンといる。。。完全に空気にのまれそうになるが、教覚寺のご門徒の方もお見えになって下さっていて、その方達にも励ましの言葉をいただき、また自分でも普段通りの法話をと心がけ気持ちを落ち着かせる。。

 

15分間の法話なので、話し始めたらあっという間に終わってしまった感じもするが、しかし緊張のせいか、一番言いたかったフレーズが丸ごと抜けてしまった。。まあいくら悔やんでも時間は戻ってこないので仕方がない。。。次に活かさなければ。。

 

他の布教使の方々の法話を聴聞させていただくと、とても刺激になる。布教の勉強として客観的に見ても上手だなぁと思うし、本当に心にすっと入りこんでくるような話である。私がすぐにあのような話ができるわけはないのだが、しかしもっともっと精進しなくてはならないと痛感した。そういう意味でも今回のご縁というのは本当に有り難いものであった。

 

ちょっと長くなってきたので、ここで一回しめよう。