3月

気がついたらもう3月が始まっている。

1日は門信徒会例会で、法話をさせていただいた。

そこで光輪会のホームページを宣伝させていただいたので、更新しなければと思いながら三日が経ってしまったのである(>_<)

 

気を取り直して、昨日はひな祭り。日本の伝統・文化である。そういえば先月ラジオで「ぶっちゃけ無くてもいいかも」という質問で、10ある中から選んで電話でリスナーが投票するというものがあった。聴いていた人もいるかもしれない。運転中だったのでメモはとれず、全ては覚えてないのだが、選択肢は、お正月・成人式・節分・バレンタイン・ひな祭り・端午の節句・お盆・クリスマスなどがあった(あと七五三とかだったかなぁ)。私がこのコーナーに興味を持ったのは、選択肢にお盆が入っており、このお盆が何位くらいに入るのかが気になったのである。

 

そして1時間くらいたっていよいよ結果発表。これは1位を当ててはいけないゲームなので、どうしても不必要と思われているものにスポットがあたるのだが、さて、みなさんだったら何を選ぶだろうか。

 

1位(一番無くてもいいと思われているもの)はバレンタインだった。これは何となく予想通りだったが、2位が私の中でも意外だった。何とクリスマス。「やっぱり仏教徒なんだから、キリスト様の誕生日よりもお釈迦様(4月8日)やそれぞれの宗祖の誕生日(ちなみに親鸞聖人は5月21日)をもっと盛大にするべきだ!」という意図かどうかは定かではないが(多分違う^_^;)、この結果は意外であった。そして私の気になっていたお盆は下から2番目。軽く流されて終わった(笑)。宗教的な意味でお盆は必要だ、というリスナーの声はもしかしたら少なかったかもしれないが、しかし他の行事の順位をみても昔から日本で大切にされてきたお盆や、その他伝統的な行事はやっぱり残していくべきだと思っている人達が多いんだなぁと、何となくホッとした瞬間であった。無論、平日昼間のラジオなので(私は牧之原から帰っている車中で聴いていた)、投票したリスナーの世代や感覚などが偏っていたかもしれないし、同じ質問を別の方法で調査したら別の結果が出てくるかもしれないが、私自身が色々考えさせられた内容であった。5月には樹の初めての端午の節句がやってくる。すくすくと成長してくれた樹と、それを可能にしてくださったすべての「おかげさま」に感謝しながら、家族みんなでお祝いできたらと思っている。

 

クリスマスを否定するつもりはさらさらないが、しかしお釈迦様の誕生日(はなまつり)や親鸞聖人の誕生日(降誕会)なども、もう少しクローズアップされる日が来てもおかしくないのになぁと思ったりもする。

 

教覚寺でも「はなまつり」や「降誕会」は当然お勤めするが、光輪会でもみんなでお祝いしましょうか!!!大切なことは誕生日を通して私たちがお釈迦様の教えや親鸞聖人のお言葉に出遇わせていただくこと、、、そしてその後で、、、

Let`s party!!!