親鸞聖人のみあとを訪ねて

白須賀からの景色
白須賀からの景色

3月5日、親鸞聖人750回大遠忌法要記念行事である「親鸞聖人のみあとを訪ねて~稲田から本山へ歩く~」へ参加した。

 

これは親鸞聖人が関東から京都へお帰りになる際に通られたであろう道を実際に歩き、聖人のご苦労を偲びながら、また聖人を慕う仲間たちと交流を深めるものである。

 

昨年の12月に稲田(茨城県)を出発し、毎週土日に平均20kmずつくらい西へ歩き、到着地点からまた出発するということをずっと繰り返し、1月の終わりに静岡県へ入り、まだ静岡県を歩いているのである。あらためて静岡県の広さ(特に東西)を実感するとともに、時々西日本から東京へ車で行く友達から「静岡県長すぎる」とわけのわからないメールが私のところに届く気持ちも何となくわかった気がする。しかし5日は遂に静岡県を抜け、愛知県へと入っていくという日である。

 

朝9時にJR新居町駅を出発。12月の初日から一回も休まずに歩いていらっしゃる方もおられるし、初めて参加された方もいらっしゃる。みんないろいろな人とお話しをしながら、和気あいあいと進む。途中潮見坂という少し急な坂道もあったが、一人の脱落者もなく参加者全員で登り、写真に載せたようなきれいな海の景色も堪能できた。

 

午後にはいよいよ愛知県豊橋市に入り、すべての行程を予定通り、何の事故もなく無事終えることができた。これはひとえにお忙しい中準備してくださった門信徒スタッフの方々のおかげである。こうして毎回毎回門信徒推進員を中心としたスタッフが下見や資料集め、接待など、参加者の為にご尽力くださっているのである。本当に頭の下がる想いである。

 

この行事自体は4月9日、本山に到着をするまで続くが、この度静岡県を無事通過したので、教覚寺やその他静岡県の寺院の担当はこれで終了となる。

 

ご尽力くださった門信徒の皆様、本当にありがとうございました。