プロ野球開幕

一昨日の12日から延期されていたプロ野球が開幕した。それに合わせて各監督のコメントが各メディアを通して報道されるが、ドラゴンズファンの私は当然落合監督の発言が気になるのである。

 

震災について落合監督は「野球界に何ができるのか。大したことはできないでしょう。」としながら「我々は命を与えられて、生きて、この仕事をしている。元気なものがもっとより元気になってその輪を広げていくしかない。」とコメントしている。

 

被災者の悲しみ・苦しみを我々が救うなどというのはおこがましいが、しかしその無力感から何もしないのではなく、今すべきことを各個人が精一杯する。そのことが大切だと落合監督はおっしゃっているように思う。絶望の中必死に生きている被災者に対して、簡単に希望を与えるとか勇気を与えるとかそういうことは言わず、大したことはできないという発言は東北出身である落合監督ならではのコメント(想い)で、いろいろと考えさせられる。大したことは出来ない中で、必死にもがいていきたい。

 

ペナントレースについてはいきなりのサヨナラ負けスタートとなったドラゴンズであるが、昨年も敗戦スタートながら優勝したので、今年も期待しよう。