BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~

BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~
BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~

4月21日付のブログにて手塚治虫のブッダ映画化について触れたが、いよいよ公開が来週に迫ってきたので、もう一度書いてみたい。

 

私自身昔このブッダという漫画を読んだが、ほとんど忘れてしまっていたので、これを機会にもう一度最初から最後まで読んでみた。あらためて手塚治虫氏のすごさを実感した。

 

手塚治虫氏が描くブッダ(お釈迦様)は、一人の人間という印象が強い。宗教的な漫画だと、お釈迦様は文字通りブッダ(真理に目覚めたもの)として、神聖な感じで描かれることが多いが、手塚治虫氏の漫画ではかなり人間関係による感情移入など、人間らしい面が強調されているようにも思う。しかしお釈迦さまがお説き下さった真理、すなわち全てのものはつながっている・関わりあっているという縁起の法こそがこの物語の一貫したテーマであるように感じた。

 

映画は全部で3部作ということで、今回公開されるのはその第一部だそうなので、ストーリーもどこまで進んでいくのかはっきりとは分からない。公式HPのあらすじを見てみると少し原作とも違うようだが、いずれにしても楽しみである。前回も書いたが、この映画に私の好きなX-JAPANが主題歌で花を添えてくれる。

 

静岡ミラノ、またMOVIX清水で5月28日公開予定である。チケットは一般1800円だが、一枚1000円という特別鑑賞券が教覚寺に届いているので、もし見に行くようであれば駆け込み寺メールにご連絡いただきたい。

 

その公開予定日はお寺でYOGAの日でもある。今回も大勢の方に来ていただけたら幸甚である。