アニメで日本語

今日は牧之原市立相良中学校での勤務を終えた後、静岡大学の矢崎先生との打ち合わせがありました。

 

矢崎先生はアニメを素材とした日本語学習活動『アニメで日本語』を提唱され、世界に広めていらっしゃいますが、この度私がこの学習方法で授業をすることになったのです。富士市のブラジル人学校「エスコーラフジ」で毎月一回行います。

 

この学習方法の素晴らしい点は、子供たちの学習意欲が湧くのは言うまでもありませんが、非常に発展性があるところです。いわゆる以前からあった、あるシーンを見せて、そこでキャラクターが言っている言葉をキーセンテンスに文法や語彙を学ぶというような一方的かつ限定的なアニメの使い方ではなく、そのアニメのストーリーを把握したうえで、自由に活動を展開することができるのが特徴です。子供の想像力やグループ内でのコミュニケーション能力、もちろん日本語の語彙力や文法力など、いろんな力が伸びる可能性を持った学習方法だと思います。

 

6月28日が第1回目ということで、先生と打ち合わせをさせていただきました。エスコーラフジでは基本的に私が前に立ってやらせていただくのですが、矢崎先生が授業をされるときは、非常に小道具にも凝るようで、いろんな小道具を貸して下さいました。子供たちの喜ぶ姿が今から想像できます。

 

あとは私が楽しく、また実りある授業を進めていくだけです。

残りの2週間で準備をしっかりとし、授業に臨みたいと思います。