第1回アニメで日本語

ワンピース
ワンピース

今日は富士市内のブラジル人学校「エスコーラフジ」の勤務日で、先日ブログにも書きましたが(6月15日参照)、静大の矢崎先生の提唱する「アニメを使った日本語」の授業をさせていただきました。

 

この教授法を確立された先生御本人の前で、しかもビデオを撮られながらの授業は最初些か緊張しましたが、子供たちも大変盛り上がり、初回にしてはまあまあの出来だったかと思います。もちろん、それはいつも一緒に日本語を教えてくださる2人の先生と、そして子供たちのおかげです。

 

それにしましてもワンピースというアニメを見たのですが、アニメの力に驚かされました。普段は授業中でも歩きまわったり遊んだりする子達ですら、一回も席を立つことなく、また遊ぶわけでもなく、集中してアニメを見てそしてその後の活動にも積極的に参加していました。

 

そして何よりもうれしかったのは、普段の日本語の授業では全くと言っていいほどやる気が感じられなかった生徒が、生き生きした目で授業に取り組んでいたことです。この授業がきっかけとなり、普段の授業にも良い影響が出ればいいなと思います。

 

余談ですが、各学年に同じアニメを見せるので、今日だけで3回、準備も含めると5回以上ワンピースの第1話を見たことになります。少なくとも第1話に関してはかなりの物知りになった気分です(笑)

 

このアニメの授業は月1回のペースで進みます。次回は7月。また準備をがんばります。