7月

早いもので、もう2011年は後半に突入しました。

 

この2011年前半は、日本の歴史において間違いなく一つの分岐点となりました。言うまでもなく東日本大震災であり、そしてそれに伴う原発問題です。

 

あと1週間で4カ月となりますが、未だに苦しい避難所生活をされている方もたくさんいらっしゃいますし、何より未だに御遺体が見つからず、行方不明の家族を探し続けていらっしゃる方々も大勢いらっしゃる現実を聞かされる時、この震災のもたらした被害の大きさに驚かされると同時に、あらためて長期的な支援の必要性を痛感いたします。

 

そして原発問題ですが御門主様のお言葉通り、限りない私たちの欲望と、限りある私たちの知恵であるということが、見せつけられる出来事です。本当に子供たちに残していかなければならないものは、もっと他にあるはずです。

 

考え続けていかなければならない私たちの課題です。