出遇い その2

南米開教区からの参加者および引率の先生
南米開教区からの参加者および引率の先生

さて、出遇いその2は海外からの青年たちです。

 

おかげさまで熱も下がったので林間学校の次の日から京都へ行き、海外から来る青年たちが行う研修のお手伝いをさせていただきました。

 

青少年国際研修団と言って、毎年(今回から隔年)アメリカ本土、カナダ、ハワイ、そして南米から青年たちがご本山へ研修及び交流にやって来るプログラムがあるのですが、私も通訳&お世話係のスタッフとして毎回よんで頂いております。

 

今年は、ハワイからの研修団が都合により時期をずらして来日した関係で、この期間でのプログラムは北米開教区(アメリカ本土)、カナダ開教区、そして南米開教区の3つの開教区から引率の先生方も含め25名が参加いたしました。私は特に南米からの参加者と一緒にいるのですが、今年は4名+引率1名と例年より少ない参加者でした。しかしその分その5名とはご縁がより深まったような気がします。

 

ご本山で仏教・真宗・親鸞聖人について学び、書院や飛雲閣をはじめ、御影堂の内陣の裏「後堂」も見学させていただきました。ここは一般には解放しておりませんし、私も出勤以外で入ることはありませんので、いろんな説明を聞き、非常に有り難いご縁でした。下の写真は常灯明といって、365日、24時間消えない灯火です。この灯火(法灯)は歴代宗主から受け継がれたもので、本願寺の全てのろうそくや輪灯はこの常灯明から分灯されます。

 

次の日はご門主様とのご面接の後、親鸞聖人のご旧跡参拝として、御誕生の地・日野誕生院からスタートし、比叡山、そして御往生の地・角坊、最後に大谷本廟へ行きました。ハードスケジュールながら、参加者たちはそれぞれに沢山写真を撮り、いろんなことを学んだようでした。角坊は何といっても私が2年間お世話になった中央仏教学院のすぐとなりです。親鸞聖人750回大遠忌事業として大規模な境内整備工事が行われてからは初めてでしたので、随分と変わりきれいになった境内に驚きました。

 

8月2日は平和学習として、立命館大学国際平和ミュージアムへ行ってまいりました。参加者たちは様々なことを学び、そして感じていました。私自身もまた、色々なことを考えさせられました。

 

かなり長くなってしまったので、ここで終了し、また続けたいと思います。

 

 

 

後堂にある常灯明
後堂にある常灯明