行ってまいりました

西本願寺前
西本願寺前

昨日、親鸞聖人750回大遠忌法要に結衆として、内陣出勤させていただきました。

 

大遠忌法要は初出勤なので、最初から緊張の連続でした。受付から緊張してしまって、本当に大丈夫かなあと心配にもなりましたが、時は刻々と進み、着替えも済ませ、出勤に際しての説明及び一連の作法の確認がありました。

 

私は知らなかったのですが、御影堂で縁儀とよばれる奏楽員や列衆の入堂が行われているとき、隣の阿弥陀堂(本堂)では、御門主様並びに新門様の御焼香があり、内陣出勤の結衆は本堂の内陣で御二方をお待ちし、一緒に合掌礼拝をいたしました。

 

そして御影堂へ移り、いよいよ喚鐘が始まりました。本当にすごいなぁと思うのは、その喚鐘の第1打が後堂にある電波時計でちょうど2時30分00秒に始まるのです。全てが逆算され、秒単位で物事が進んでいきます。厳しく鍛えられた式務部のプロフェッショナリズムを見ました。

 

しかし私自身は、人のことを感心している場合ではなく、緊張でいっぱいでした。入堂をし自分の位置に座ったら、親鸞聖人の御真影様のすぐ真横で、何とも有り難いご縁でした。精一杯お勤めをし、何とか無事終了。終わった時には、サウナに1時間入っていたかのような汗の量でした。

 

途中、正信偈など本を読まなくてもお勤めできるときは、ひたすら御真影様を拝見しておりました。科学的にはただの像かもしれませんが、間近で拝見すると、何か親鸞聖人の温もりに出遇える感じがします。不思議な感覚でした。

 

文字通り有り難いご縁をいただきました。もう一回、今度は11月に出勤させていただきます。

 

本当に数えきれない人のおかげで、こうして出勤させていただきましたこと、心から感謝申し上げます。

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コメント: 4
  • #1

    河野順二 (月曜日, 19 9月 2011 09:11)

    お久しぶりです。私も12日午後門徒さんの帰敬式、
    13日は大遠忌法要にお参りさせていただいたんですよ。
    ななななんと偶然いばしんと遇いました。相変わらずの様子で・・・

  • #2

    副住職 (月曜日, 19 9月 2011 17:09)

    河野さん、ご無沙汰しております。
    ブログ読んで下さっていたんですね。感激です。

    2日の差でお会いできませんでしたね。しかしいばしんと会うとは、ラッキーでしたね。私も最近会っていないので。。。

  • #3

    河野順二 (火曜日, 20 9月 2011 11:58)

    ラッキーかどうか分かりませんが!
    11月の出勤は何日ですか?
    河野ファミリーは11月12日午後の法要にお参りさせていただきます。

  • #4

    副住職 (水曜日, 21 9月 2011 10:53)

    11月は14日午前の法要に出勤させていただきます。
    また、13日の午後の法要に妻と樹と妻のご両親と参拝する予定です。

    またまたニアミスですね^_^;

    でも12日に京都入りする予定ですので、またご連絡いたします。