彼岸会法要

昨日、秋季彼岸会法要が本堂にてつとまりました。

 

300名を超える御参詣。本当に有り難いことです。もちろん、参詣者数を増やすことが一番の目的ではありませんが、「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」と願われた親鸞聖人のお心をいただくとき、一人でも多くの方が仏縁に出遇って下さることはとても嬉しいことです。

 

ご講師の外松先生のお話も、有り難く聞かせていただきました。特に先生は青少年カウンセラーとしてご活躍されています。父親になったばかりの私にとって、教えられることがたくさんありました。

 

「三つ子の魂百まで」と言いますが、一番身近にいる親がどんなことに喜び、どんなことに悲しみ、どんなことに怒り、どんなことに感動するのか、こういう姿を通して子供の人間形成が決まっていく、すなわち人間の根っこがこの3歳までに出来上がるということをあらためて聞かせていただきました。とするならば、一生を決めると言っても過言ではない人間形成が、今まさに息子の中で行われているということです。息子の人間としての根っこに何を残せるのか。親として、難しい課題を与えられまたが、これは待ったなしです。夫婦で協力して、この課題に向き合ってまいりたいと思います。

 

先生には来年2月にも来ていただくことになっています。今から楽しみです。