ブラジル人学校交流会

地震や津波についての勉強
地震や津波についての勉強

昨日の木曜日、静岡県地震防災センターに県内のブラジル人学校3校が集い、地震や津波について学び、そして日頃の日本語学習の成果を発表し、お互いに交流を深めました。

 

これは昨年度から行われているもので、今年で2回目です。今年も私の勤務するエスコーラフジが参加させていただきました。昨年の見学の後に東日本大震災が起こったため、今年は昨年以上に真剣に講師の話に耳を傾けていました。また、たくさんの質問も飛び出しました。その後子供たちは震度6強の揺れを体験したり、津波の映像を見たり、非常食の乾パンやお湯を注ぐだけで食べられるご飯を食べたりしました。

 

やはり言葉の問題や日頃の地域との関わり合いの中で、外国人の地震に対する情報や備えが十分でないことは明らかです。そんな折にこのような催しを企画して下さった県国際交流協会の皆様や、県の多文化共生課の皆様、そして地震防災センターの皆様には本当に感謝しています。子供たちにも話しましたが、願わくばこの会で学んだこと、感じたことを家に帰ってから家族に伝えてもらい、今まで以上に外国人の方々が防災について積極的に地域と関わって下さったら有り難いです。私も「東海地震に備えて」という内容のポルトガル語をラジオやテレビで放送するボランティアを6年やらせていただいておりますが、まだまだ情報が十分にいき届いていないことを感じています。

 

最後に交流を深めるためのゲームを45分間任されて、やらせていただきました。80人の子どもたちをまとめるのは最初の10分くらいは苦労しましたが、だんだん子供たちも私に慣れてくれて、私も子供たちに慣れ、途中からはかなり盛り上がったようにも思います。

 

楽しい思い出と同時に、地震についての知識・意識もちゃんと持って帰ってもらいたいと思います。

最後に集合写真
最後に集合写真