少年会遠足

掘ったど~!!!
掘ったど~!!!

11月3日文化の日は、毎年少年会の遠足の日でもあります。

 

今年は、5月にみんなで植えたサツマイモを掘りに行き、お寺へ戻って焼き芋にして食べるという内容でした。

 

ご門徒の若林さんが半年間ずっとお世話をして下さったお芋です。どんなふうに育っているか子供たちもとても楽しみにしており、いざ掘り始めると、予想以上の大きいお芋に大歓声があがっていました。中には、大きすぎてなかなか掘りだせないものもあったようです。かえるやおけらやミミズも沢山出てきて、喜ぶ男の子たちと、悲鳴をあげる女の子たちの対照的なリアクションも面白かったです。それにしても期待以上の大豊作でした。これもお世話をして下さった若林さんをはじめ、太陽の光や雨や土等自然の恵みのおかげです。

また、芋の茎の部分をちぎって持って帰りました。これは食材を余すところなくいただくという昔ながらの日本の食文化を、子供たちや保護者の方にも知ってもらおうと、同じくご門徒の小林さんにお願いして作り方を教えていただくというものです。

 

大きなお芋を沢山掘り、茎もちぎっていざお寺へ出発です。お寺につくと、すでに十代の会・光輪会のみなさんがお芋を焼く炭の準備をしてくれていました。そしてみのり会の方々が、焼きそばの下ごしらえをして下さっていました。子供たちも到着するや否や茎を食べられるように皮を剥ぐ作業を手伝い、男の子は掘ったお芋を洗って新聞紙およびアルミホイルに包む作業を手伝い、それぞれが協力して焼き芋の準備です。お母さん方が焼きそばを作って下さり、みのり会の方々が芋の茎のきんぴらを作って下さり、十代・光輪会ならびにお父さんたち、そして壮年会の有志の方が火の番をして下さり、スムーズに準備は進んでいきます。

 

ほくほくの焼き芋が出来上がり、子供たちは美味しそうに食べました。きんぴらもあっという間に売り切れ、焼きそばも温めるのが追いつかないくらいの人気ぶり、そして光輪会のみなさんが焼いてくれたソーセージやジャガイモもあっという間に売り切れ。とても楽しい時間を過ごせたと思います。

 

言うまでもありませんが、植えるところからお世話して下さった若林さんをはじめ、朝早くから御尽力くださった小林さんとみのり会の方々、壮年会の有志の方々、十代の会・光輪会の皆様、そして少年会保護者の皆様、いろんな人のおかげです。本当に有り難うございました。

 

また来年もやりたいという子供達の声が聞こえてきました。喜んでくれたんだなと、こちらも嬉しくなりました。