つぶやき その2

さて、前回ブータン国王について紹介させていただきましたが、ブータンは親日国としても有名だそうですね。これもマスコミで連日報道されていましたが、西岡京治さんがブータンの農業の発展に大きく貢献し、ブータン農業の父とよばれているそうですね。私はお会いしたこともありませんが、西岡さんやもちろんその他にも沢山ブータンの為にご尽力くださった日本人の方々がいらっしゃって、親日国となったのでしょう。

 

トルコも親日国ですが、先日起きた大地震の時、NPO法人「難民を助ける会」の宮崎淳さんがお亡くなりになりました。余震の危険性ももちろん御存じだったのでしょうが、文字通り命がけでトルコの人々を助けに行かれたのだと思います。トルコと日本の関係は、エルトゥールル号やトルコ航空の話が有名ですが、こうして危険を承知で地道にトルコの為に活動されている方々も大勢いるのだと知りました。

 

私は縁あっていろんな国々に行かせていただきましたが、その地その地で歓迎された気がします。私はお会いしたこともない、名前も知らない大勢の日本人の方々がその国の為に、その国民の為にご苦労・ご尽力された過去があるから私はこうして歓迎されたのだろうなと、今更ながらに強く感じます。

 

直接的には見ず知らずだけれども、そういう数えきれないほどの方々の「おかげさま」があって私の人生が成り立っているのだと、親日国の国王来日、またトルコ地震での悲しいニュースを通して、あらためて気付かされたように思います。