ベトナム人留学生

昨日は、静岡西組の僧侶研修会並びに組内会が富士市内の常願寺さまで行われましたが、行く前の午前中、本堂に一人の留学生がお参りに来て下さいました。

 

彼の名前はクォック君といい、静岡市内で日本語の勉強をしているそうです。来年4月からは群馬県前橋市の大学に入学が決まっており、3月までを静岡で過ごすそうです。

 

ベトナムも当然仏教が広まった範囲に含まれますが、彼は特別熱心な仏教徒というわけではないそうです。しかしながら、心が落ち着くところや自分と向き合う場所としてお寺を探していたようで、昨日教覚寺の門をくぐって下さいました。

 

彼はお寺をずっと探していましたが、お寺が少ないという印象を持っていたようです。神社は結構すぐ見つかるんだけどとも言っていました。でも全国平均で言えばお寺の数はコンビニの数の倍近くあるんですよ!!!

 

現代における一般寺院は存在感が薄いのかもしれません。『がんばれ仏教』の著者上田紀行先生もおっしゃっていますが、仏教界全体として危機意識を持って精進していかなければならないのだと思います。

 

クォック君は静岡にいるのは3月までですが、また教覚寺にも来てくれると言ってくれました。早速25日の十代の会・光輪会の合同例会に顔を出してくれるようです。日本語も流暢なので、十代の会・光輪会のメンバーは楽しみにしていてください。