宗祖降誕会&金環日食

境内から見た金環日食
境内から見た金環日食

 浄土真宗の宗祖親鸞聖人のお誕生を祝い、聖人がお示しになったお念仏のみ教えを聴聞する降誕会が、昨日おつとまりになりました。

 

 講師に迦陵頻伽主宰の西脇先生とギタリストの山背(やましろ)さんのお二方をお招きし、心にしみる音楽そして御法話を聴聞させていただきました。仏教讃歌ももちろんですが、広く知られている日本の童謡などを手掛かりに阿弥陀様のお心を訪ねていくという、誰にとっても非常に聞きやすい、あっという間の1時間半だったと思います。

 

 さて話はガラッと変わって、今朝は日本の多くの地方で金環日食が観測されましたね。静岡市でもかなりきれいに見えました。「金環日食観察ガイドブック静岡県版」(日本天文学会天文教材委員会監修)によりますと、静岡で見られた最後の金環日食は1173年だったのだそうです。なんと親鸞聖人がお生まれになった年です。しかも今日5月21日は聖人の誕生日。なんという偶然でしょうか。一人で勝手に興奮しています。 それにしても、前回この地で金環日食が見られたのは親鸞聖人がお生まれになった頃だったんだなぁと思うと、何か歴史のつながりを感じ、不思議な想いになります。あらためて親鸞さまを偲ばせていただく御縁となりました。

 

 静岡で次に金環日食を見られる年は、2041年だそうです。前回から今回までにかかった時間を考えると、意外に近いですね。もちろんその時まで生きている保証はどこにもないのですが。。。

 

木漏れ日もきれいでした(環になる時は太陽に夢中で撮れませんでした)
木漏れ日もきれいでした(環になる時は太陽に夢中で撮れませんでした)