三島へ出講

三島カトリック教会
三島カトリック教会

昨日は七夕。教覚寺初代光信房の祥月命日でもあります。

 

お朝事会の例会の後、三島へ出講してまいりました。しかしいつもとは違う雰囲気です。それもそのはず、出講先はお寺ではなくカトリック教会です。

 

今回は、三島カトリック教会を拠点に日本に住む外国人をずっと支援しているボランティア団体”カサ・デ・アミーゴス”の総会で、記念講演としてお声をかけていただきました。近年外国籍の子どもたちの教育支援にも重点を置かれているようで、公立学校に通う外国籍児童と、外国人学校(ブラジル人学校)に通う子供たちと両方接している私に声をかけて下さったようです。まだまだ支援経験の浅い私が記念講演者とはおこがましい話ですが、せっかくいただいた御縁ですので、同じような想いで活動している一人として、感じていることや悩んでいることを、率直にお話しさせていただき、聞いてくださった皆様方とも意見交換をさせていただきました。

 

やはり日頃から外国籍児童と関わっていらっしゃる方ばかりですので、非常に活発な意見交換となりました。私自身も沢山のことを学ばせていただきましたし、多くの刺激を受けました。それぞれの場所で皆さま活動されていますが、やはり悩みどころは一緒という気もいたしました。これは何か特効薬のようなものがある問題ではなく、非常に複雑な問題です。何か一つで解決するようなものではありません。行政、企業、学校、そして地域が連携しながら少しずつ良くしていくほかないのだとも思います。会場には三島市の市議会議員の方も来てくださいました。少しずつ輪が広がっていくことを願いつつ、自分にできることをがんばっていきます。