第5回お聖教を読む会

ご報告が遅くなりましたが、先週の金曜日第5回お聖教を読む会がありました。

 

今年から始まりましたこのお聖教を読む会ですが、参加者の皆さまと『仏説阿弥陀経』を読ませていただいております。今回は、六方段と呼ばれるところを読みました。

 

ありとあらゆる世界にいらっしゃる無数の仏がたが、阿弥陀仏のお徳を讃嘆され、また真実の教えであることを証明され、そして一切の衆生に勧めて下さっておる箇所です。一切の衆生というところに自分の名前を入れて味わわせていただきますと、この疑い深い私の為に、信じようとしない私の為に、背を向けてしまう私の為に、休むことなく、あきらめることなくずっとお念仏のみ教えに出遇ってもらいたいと願い続けて下さっておるはたらきによって、今まさに私の口から「南無阿弥陀仏」と出て下さっているのだなぁと、あらためて感じさせていただいたことです。

 

何回も何回も同じフレーズが出てくる場面ですが、そこまでしなければならないほど私というのは疑い深い生き物なのかもしれません。そこまで見通されて、何回も何回もこの私に喚び続けて下さっているのでしょう。