築地本願寺報恩講

夜の築地本願寺(通夜布教)
夜の築地本願寺(通夜布教)

今月の11日から16日まで築地本願寺において報恩講がおつとまりになりました。

私は16日の晨朝法要に出勤させていただくため、前日の15日から築地本願寺へ行って参りました。というのも16日のお晨朝は朝6時半からで、出勤者の集合は朝5時半だからです。どうがんばっても始発で間に合いません^_^;それに前日の15日夕方に習礼(しゅらい)といって事前練習があったので、いずれにしても前日入りしなければなりませんでした。

 

築地本願寺は御内陣修復工事がようやく終わり、先月から本堂でのおつとめとなっていますが、(修復工事中は仮本堂でのおつとめ)、新しい御内陣になってから内陣出勤させていただくのは初めてで、習礼の時からその光り輝く御荘厳に目を奪われておりました。

 

毎年この報恩講の最後の夜(15日夜)は通夜布教といって、夜通し布教が行われます。夜の8時半からからスタートし、翌朝の5時半まで布教使が交代しながら法話が続きます。私は翌朝の出勤ともともと体調を崩していたこともあって、夜通しではありませんでしたが、夜の11時ころまでご聴聞させていただきました。熱心にご聴聞されるお同行の皆さまの口からは、幾度となく南無阿弥陀仏とお念仏がこぼれ出ておりました。そんな雰囲気でのご聴聞です。尊い御縁となりました。 

 

さて本番は、自分が担当した第三首目の和讃を何とか無事おとなえし(若干声が小さかったような気もしますが)おつとめも無事終わりましたが、緊張のせいか正座でしびれた足の感覚が戻らず、結局感覚が戻った右足で歩き、左足は引きずって退堂するという失態を犯してしまいました。反省しています。

 

10時からおつとまりになった日中法要で御満座となり、築地本願寺の報恩講は無事終わりました。日中法要は、私は外陣からお参りさせていただきました。

 

同じ日の夜はお聖教を読む会でしたので、日中法要、そして新門様のご法話が終わったと同時に、静岡へ帰ってまいりました。