仏像への一礼

昨日の静岡新聞朝刊で、読者の投稿の中にあらためて教えられたものがありましたので、概要をご紹介したいと思います。

 

その方は静岡市美術館の「近江巡礼」で素晴らしい仏像の数々をご覧になったそうですが、後になって反省されたようです。仏像はじろじろ見る対象ではなく拝むものであったと。。。その方の親友であるスリランカ人は、ある銀行のカレンダーの阿弥陀様に向かって手を合わせ、まず拝んでいたそうです。その時にその方は仏像を美術品として見ることが誤りだと知ったそうです。宗教心を幼いころから身につけ、博物館や神社仏閣において会釈一礼できる人となることも、文化として大切と思っていると結ばれています。

 

気になっていたことではありましたが、博物館では素通りしている私もいます。。。信仰とは何か、私自身が問いかけられているような投稿でした。