初参式

親子4人で
親子4人で

教覚寺ホームページの住職日記ではすでに報告がありましたが、6月9日の日曜日、優海の初参式を執り行わせていただきました。両家そろって優海の誕生を奉告、そして感謝のお参りをいたしました。

 

2年半前には樹の初参式だったのですが、その時はまだ首も据わっていなった樹が、優海の初参式では「なんまんだぶつ」とお念仏を称え、お焼香も私と一緒にいたしました。長男の成長を喜ぶと同時に、そこに阿弥陀様の尊いお育て、深いおはたらきを感じたことであります。

 

初参式にいただく「いのちのであい」という記念品の中で、丁野恵鏡先生による「いのちの不思議をみつめて」という題の文章が書かれているのですが、それはこう締めくくられています。「仏さまを拝む生活を通して、愛し子を仏の子と敬い、ともに学び、ともに育ち合っていくところに、まことの人間として育ちいく、すばらしい道が開かれているのです。」

 

教育は共育であると、ある先生から教わったことがあります。共に仏の子どもと敬い合い、共に育まれていく世界を大切にしたいと思います。もちろん、いつもいつも穏やかにはいられないのが我々の本当の姿かもしれませんが、その都度、この言葉に、この教えに立ち戻ることがまた大切なことと受け止めています。