門信徒会例会&富士市国際交流フェア

富士の山を歌う子ども達
富士の山を歌う子ども達

早いもので、2014年も1カ月が過ぎました。

1日は、門信徒会例会の日です。1年ぶりに私がお取り次ぎさせていただきました。久しぶりでしたので、緊張もあり、また非常に不可解な石川弁?も出て来て(今月が加賀の高光大船師の言葉「人は法を求めるに止まって、法に生きることを忘れている」であったため)、お聞き苦しかったと思います。

ご聴聞したり、お聖教を学んだりすることは私たちにとって言うまでもなく大切なことですが、その目的がただ知識を積んでいくこと、教養を深めていくことであったならば、高光先生のお言葉の通り、法に生きることを忘れているという状態なのでありましょう。

自らの本当の姿が、真実なる世界(仏さまの智慧の眼、仏法)によって知らされていく、気づかされていくことこそ、本当の意味で「お聞かせいただく」ということだと思います。自分抜きにしての聴聞はあり得ません。しかしながら、どこまでも自分が正しいと思いこんでいる私たちです。なかなかその通りにご聴聞できません。そんな私たちをこそ放っておけないと、呼びつづけに「南無阿弥陀仏」とおはたらき下さる阿弥陀様です。その阿弥陀様のお心を、共に聞かせていただきましょう。

 

さて、次の日は私の勤務するブラジル人学校「エスコーラフジ」が富士市国際交流フェアに参加しました。毎年参加していますが、日頃の生徒たちの美術作品や活動風景を展示したり、またステージでは日本の歌と、ブラジルの踊りを披露します。エスコーラフジの発表が一番盛り上がるので、ここ数年はずっと大トリをつとめています。今年は日本の歌は「チューリップ」と「富士の山」、そしてブラジルのダンスは「Esperando na Janela」という曲でforroというジャンルの踊りです。このダンスは男女がペアになって踊るのですが、何と男子が一人足りなくて、おじさんの私が一人子ども達の中に交じって踊ることになったのです。とは言っても、私は週1回の勤務です。生徒達はほぼ毎日この発表に向けて練習をします。どうなる事かと思いましたが、私も彼らの練習風景を動画で撮って、家で妻にも協力してもらってイメージトレーニングをしました。一緒に踊った女子生徒がとても上手な子でしたので、本来なら男性がリードする踊りですが、生徒にリードしてもらいながら、何とかステージを終えたことでした。小中学生の中でたった一人の30代と、かなり恥ずかしかったのは事実ですが、私の好きな音楽ですので、楽しく踊れました。観客からはどんな風に見られていたのだろうか。。。。。そこは、、、考えないようにします。。。