お聖教を読む会

本日、第21回目のお聖教を読む会が開催されました。今日初めて参加して下さった方もいらっしゃり、お仲間が増えて本当に嬉しいです。

 

先月より『仏説観無量寿経』を皆様と共に読んでいます。先月は経典の概要や、浄土三部経の中での関係性などでほとんど終わってしまいましたので、本格的に読んでいくのは今回が最初です。とはいっても、まだ序分のところですが(観経は序分が長いのです)。。

 

ちょうど王舎城の悲劇と呼ばれるところを読んだのですが、昔の出来事で終わるのではなく、まさに私の姿そのものであったと受け止められたのが親鸞聖人です。都合の悪いことは全てまわりに責任を転嫁しようとし、よかったことは自分の手柄のように感じてしまうのが私たちの本当の姿ではないでしょうか。この物語に登場する人物を、親鸞聖人は権化の仁として、悟りの世界からあえて凡夫や悪人の姿をして、私に対して、私の姿を知らしめんがために現れ出て下さったのだとお示し下さっています。

 

最後の30分は毎回座談会のように、思ったことや感じたことを言い合う時間ですが、いろんな方のお話しを聞けるのも、このお聖教を読む会ならではです。

 

次回は9月19日(金)の午後7時からです。初めて来られる方も大歓迎です。是非お越しください。