大阪&京都

新郎新婦 津村別院本堂にて
新郎新婦 津村別院本堂にて

日曜日に静岡を離れ、昨晩ようやく帰ってまいりました。

 

まず月曜日は私の中央仏教学院時代の友人同士の結婚式。台風が心配されましたが、思ったほどの影響はなく、無事大阪の津村別院での挙式、そしてリーガロイヤルホテルでの披露宴が行われました。新郎新婦共に仲良くさせていただいているので、私にとっても特別な結婚式でした。さらに実は私達夫婦に立会人をしてほしいというお申し出をいただいており、新郎新婦両人をよく知る友人の代表として、一緒に前に座らせていただき、披露宴ではお二人の紹介をさせていただいたことでした。忘れられない思い出となりました。とても素直で優しい新郎と、とてもテキパキと仕事をこなすしっかり者の新婦です。お互いに助け合いながら、穏やかな家庭を築いていってくれることでしょう。本当におめでとうございます。

 

さて次の日は少し大阪を観光し、夕方には家族は静岡に帰りましたが、私は京都でもう一泊。水曜日は龍谷大学で講義があったからです。まず水曜日はご本山のお晨朝にお参りさせていただきました。朝6時前にホテルから本願寺へ向かうのですが、まだ薄暗く若干肌寒い、そんな朝でした。お朝事の後は所用を済ませて、午後から龍谷大学にて研修会です。昨年も参加させていただいたのですが、来週滋賀医科大学の学生との合同講義を受けさせていただきます。その事前研修会だったのです。医学部と看護学部の学生(医者と看護師の卵)とお坊さんがチームを組んで終末期医療の患者さんと向き合うという授業です。今回は実際に緩和ケア病棟で活躍されているお坊さんのご講義を頂戴いたしました。患者さんのケアはもちろん、家族のケア、そして患者と向き合っている医師や看護師のケアなど、心がけておられるお話しを聞き、色々なことを学ばせていただきました。お坊さんは命終えてからだけが出番ではない!!との想いを新たに確認させていただいたことでした。恒例の反省会もあったのですが、4日間も家をあけたので、今回は失礼して講義終了と共に静岡へ帰ってまいりました。

 

もう気づけば明後日からお取り越し報恩講です。頭を報恩講モードに切り替えなければ。。。

 

 

お朝事前の御本山
お朝事前の御本山