怒涛の一週間 part2

今週も色々なことが重なった一週間でした。

 

まず先週土曜日と日曜日は教覚寺のお取り越し報恩講。2日間、山崎龍明先生のご法話をしっかりと聴聞させていただきました。少年会も兼ねていましたが、みんなしっかりおつとめができたと思います。光輪会のメンバーも、お参りに来て下さいました。

 

その次の日の月曜日は滋賀医科大学へ行き、「医の倫理」合同講義に参加させていただきました。先週その事前研修会に行きましたが、その本番です。医学部生と看護学部生に交じって、終末期医療の患者さんやその家族とどう向き合っていくのか、お互いに話し合いました。グループディスカッションでは、私のグループは宗教者が私一人と、かなり責任を感じつつ、思ったことをお話しさせていただきましたが、学生の皆さんは熱心に聞いて下さり、また彼ら彼女らの意見を聞かせていただきながら、新たな学びをいただいたことでした。

 

火曜日は午前中ブラジル人学校へ勤務し、その時ブラジル本国で、日本から帰国した子どもたちを支援するグループの方々(心理学士など)が我々の学校に視察にいらっしゃいました。日本に慣れ親しんだブラジル人の子どもが突然ブラジルに帰ると、逆カルチャーショックといいましょうか、学習面でも心の面でも沢山の問題が起こってきているようです。母国に帰れば大丈夫、とはすんなりいきません。大変重要な問題であり、私達もその課題に向けて少しずつ取り組んでいきたいと思いました。そのブラジル人学校を早退し、築地本願寺へ。午後から少年連盟の会議がありました。

 

さて、木曜日は千葉県船橋市にある了源寺さまへ出講です。2回目の御縁をいただきまして、常例法座の一時間半、お取り次ぎをさせていただきました。皆様熱心にご聴聞下さり、有り難いご縁でした。

 

金曜日はまた築地本願寺へ。教区の研修部門委員会で、夏の僧侶寺族研修会の反省、並びに冬の研修会の講師選び、そして連研の話など、色々なことを先輩僧侶の方々からお聞かせいただきながら、私も思うことを発言させていただきました。委員会が終わったらすぐ新幹線に乗り、お通夜のお参りです。最近では少なくなってきた自宅でのお通夜でしたが、狭い中でもみんなに囲まれて、みんなで一緒におつとめして、何か悲しみ中にも温かさがあるような、そんなお通夜でした。

 

昨日土曜日はスーパーハードな一日でした。朝一番でご葬儀。火葬場までご一緒させていただいて、その後すぐに富士市へ向かいました。静岡大学のONESというサークルが主催して下さった、日本の子どもと外国の子どもとの交流会に参加するためです。主に富士第一小学校とエスコーラフジの生徒の交流で、私は遅れて行きましたが、子どもたちも楽しそうにしていて嬉しかったです。また保護者同士の交流もなされていて、素晴らしい企画でした。そこも遅れて到着しながら途中で抜けさせていただいて、またまた築地本願寺へ。仏教青年連盟の会議でした。何とか若い世代にもっと築地本願寺に来てもらえないかということで、委員で話し合っていました。実は新たに行事を企画することとなり、認められれば来年の早い時期に開催できると思います。また開催が決定しましたらこのブログでも宣伝させていただきます。青年連盟の会議の後、続いて英語法座がありました。今回のご講師は、本願寺国際センターの小畑タバサさんです。自分が味わうお念仏について、色々なお話しを交えながら聞かせてくださいました。私の英語はかなり劣化しておりまして、特に話す方が恥ずかしいレベルですが、こうして少しずつトレーニングしていこうと決意を新たにするものであります。

 

そして今日、午前中はたまった仕事を少しずつやりながら、午後からはご法事が2件とその後お通夜です。

 

明日からは少し時間がとれるので、いよいよ来月にせまったご本山出講の準備に本格的に取りかかりたいと思います。