3月後半

西明寺様本堂。築250年くらいだそうです。
西明寺様本堂。築250年くらいだそうです。

気が付けばもう4月。結局副住職ブログは3月1回しかアップできませんでした(>_<)

 

新年度、できるだけアップ回数を増やそうと思ってはいますが、さてどうなりますでしょうか(^^;)

 

3月後半を少しご紹介させていただきます。18日はお聖教を読む会。ついに『仏説観無量寿経』を読み終わりました。表向きは自力の道が説かれた経典ですが、その背後には他力念仏の道に導く如来さまの大いなる慈悲のはたらきが詰め込まれているとお示しくださったのが善導大師であり親鸞聖人でありました。『観経』には珠玉の言葉があらゆるところに散りばめられており、私の大好きなお聖教の一つです。

 

20日に教覚寺彼岸会法要を終えた次の日は名古屋で祖父(母方)の法事、そしてそのまま長崎へ入りました。22日から3日間長崎教区諫早組の西明寺様で彼岸会法要のお取次ぎをさせていただくためです。この西明寺様は、私が京都の中央仏教学院時代に大変お世話になったご夫妻の奥様のご実家にあたります。本当にお世話になった方のご実家ですから、うれしい気持ちと身の引き締まる思いが交錯するような、そんな感じを覚えました。ご家族をはじめご門徒の皆様も大変温かく迎えてくださり、3日間全4座のご法要もあっという間に終わってしまいました。また来てくださいねと、優しく言ってくださったこと、本当にうれしかったです。京都でお世話になったご夫妻は本当に優しく、温かい方ですが、その原点を感じたような気がします。西明寺の皆様、大変お世話になりました。

 

さて、26日からは築地三昧です(^^;) 26日は英語法座。今年度最後の法座です。運営委員を務めさせていただいて、丸一年がたったことになりますが、少しずつ聴聞される方も増えてきて、うれしく思っています。英語法座の前に若婦人聞法の集いと仏教文化講座もあり、教覚寺から8名が参加されていましたので、私も顔を出させていただきました。特に仏教文化講座の水谷修先生のお話は、色々な意味で学ぶことが多かったです。

 

27日は午前中ご法事を2つおつとめさせていただき、午後はまた築地です。仏教青年連盟委員会で、先日の謎解きの反省と次年度の計画でした。来年度も積極的に色々な企画を通して、一人でも多くの若者とご縁ができればと思います。特に10月9日(日)は仏青連盟50周年記念大会が京都のご本山で開催されます。教覚寺からもたくさんの方々と参加したいと思っておりますので、予定に入れておいてください。光輪会の野田さんがその実行委員として、今一生懸命準備して下さっています。

 

28日と29日は少年連盟の一泊子ども会。毎年この時期に築地本願寺で一泊二日の子ども会を開催しているのですが、今年は教覚寺からの参加者がいませんでした。離任式と重なってしまった子が多かったようで少し残念でしたが、また来年一緒に行きましょう。しかしサブリーダーとして小柳津君が参加してくださいました。子どもや他のサブリーダーからも好かれており、非常に頼もしく思います。ありがとうございました。

 

30日はブラジル人学校。私の勤めるブラジル人学校は年4学期制で、3月は1学期の終わりです(年度は1月~12月です)。このタイミングで私の教えている生徒が引っ越しに伴い転校するということで、別れの日でもありました。仕方のないことですが、やはり寂しいものですね。彼と最後一緒に写真を撮りましたが、いくつに見えますか?私じゃないですよ(笑)。彼はなんとまだ11歳。私よりはるかに大きいです。浜松へ引っ越すそうですが、浜松でも日本語がんばって勉強してねと最後のメッセージを送りました。

 

なかなかハードな3月後半でしたが、体に気を付けて4月も頑張ってまいりたいと思います。