2011年

12月

31日

2011年光輪会3大ニュースその3

公式ポスター
公式ポスター

いよいよ大晦日になりました。

 

今まさに紅白歌合戦が行われています。あと3時間半で2011年も終わるかと思うと、信じられない気もいたします。

 

今年も皆様には大変お世話になりました。来年もまたご指導のほど、よろしくお願いいたします。

 

それでは、今年の光輪会3大ニュース第1位を発表いたしましょう。今日もやりますよ。

 

第1位は、、、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか、、、(小太鼓)

 

親鸞聖人750回大遠忌、全国真宗青年の集い参加!!!

 

です。光輪会のメンバーと一緒に50年に一度というこのご縁に遇わせていただけたことは、本当に有り難く嬉しいことでありました。参加して下さったメンバーの皆様も、色々なことを感じた2日間だったと思います。

 

大遠忌法要は50年に一度ですが、全国真宗青年の集いは毎年開催されています。ちなみに来年は7月28日(土)~29日(日)、香川県にて開催される予定です。是非一人でも多くの方と参加したいと思いますので、予定に入れておいてくださいね。

 

このブログもおかげさまでここまで続けることができました。読んでくださった皆様のおかげです。ありがとうございました。

 

来年もまた、よろしくお願いいたします。

 

称名

 

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2011年

12月

30日

2011年光輪会3大ニュースその2

YOGA!!!
YOGA!!!

今日は12月30日。小晦日(こつごもり)というそうですね。

 

今年もあと2日となりました。

 

昨日に引き続き2011年光輪会3大ニュース、今日は第2位の発表です!!!昨日同様写真が出ていますのでもったいぶっても仕方ないのですが、今日もやります。

 

第2位は、、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか、、、、(小太鼓)

 

ダーナイベント~お寺でYOGA~7回開催!!!

 

です。

 

東日本大震災を受けて、私たちに出来ることは何かを考え、その一つとして始まった企画です。ヨガインストラクターである後藤君枝先生のご協力を仰ぎ、参加費を全額被災者の為に使わせていただく活動が4月から始まりました。

 

全7回の参加費は17万3000円となり、全額義捐金、支援金として使わせていただいております。何回もこのブログで書きましたが、お金を送ることも大切ですが、何よりも大切なことは被災者のことを忘れないということだと思います。これは一見簡単なことのようで、意外と難しいのかもしれません。私たちは自分のことで精一杯だったりするものです。しかしこのダーナイベントが、自分のことだけでなく、被災者に想いを寄せる一助となれば幸いです。そこからまた新たに生まれるものがあるのだと思います。

 

それにしましても、後藤先生には本当に頭の下がる思いです。毎回文字通り無償でレッスンをして下さっています。心より感謝しております。後藤先生との出遇いもまた、この2011年の大きな出来事でした。

 

このダーナイベント~お寺でYOGA~は来年も続きます。是非一人でも多くのご参加をお待ちしております。この輪を皆さまと共に広げていきたいですね。

 

 

 

 

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2011年

12月

29日

2011年光輪会3大ニュースその1

築地本願寺仮本堂にて
築地本願寺仮本堂にて

いよいよ2011年も終わろうとしています。各種メディアでは今年を振り返る内容が多くなってきていますし、教覚寺のオフィシャルホームページでは住職による教覚寺5大ニュースも始まっています。

 

もちろん日本全体としては間違いなく「東日本大震災及び原発問題の年」となるわけですが、ここでは光輪会の活動に限定して3大ニュースを発表したいと思います。

 

今日は今年もあと3日となりましたので、第3位を発表したいと思います。

 

発表する前に写真で出てしまっているので、もったいぶっても仕方ないのですが、、

 

第3位は、、、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか(小太鼓の音)

 

光輪会築地本願寺遠征、築地YBAとの交流会開催!!!

 

です。昨年静岡で開催された教区のつどいでお互いのメンバーが意気投合し、是非今年は築地で交流会をやろうと、つきじYBAの皆様が企画して下さいました。おかげさまで、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 

こうして教覚寺内だけでなく、いろいろな地域の仏教青年会のメンバーたちと交流できることは非常に有り難いことですし、また嬉しいことです。

 

是非来年以降も続けましょうとお互いに約束し、静岡へ帰ってまいりました。

 

 

 

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2011年

12月

26日

十代の会・光輪会合同例会

ゲットしたプレゼントを手に
ゲットしたプレゼントを手に

昨日12月25日、2011年教覚寺最後の例会である十代の会・光輪会の合同例会が行われました。先日ブログで紹介したベトナム人留学生は残念ながら欠席となりましたが、11人の若者がお寺に集まってくださいました。

 

毎年恒例の年忘れの会(クリスマス会ではありません笑)ですが、お勤めをし、ご飯を食べたらプレゼント争奪ビンゴ大会、そして景品なしの大貧民大会と続きます。みんな笑顔の絶えない楽しい会となりました。

 

来年2月の第5回教覚寺サンガのつどいでは、十代の会・光輪会合同で、門信徒の皆様から応募いただいた詩と、メンバーで作り上げた詩で歌を歌う予定です。その歌詞も昨日考えました。楽しみにしていてください。

 

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2011年

12月

18日

ベトナム人留学生

昨日は、静岡西組の僧侶研修会並びに組内会が富士市内の常願寺さまで行われましたが、行く前の午前中、本堂に一人の留学生がお参りに来て下さいました。

 

彼の名前はクォック君といい、静岡市内で日本語の勉強をしているそうです。来年4月からは群馬県前橋市の大学に入学が決まっており、3月までを静岡で過ごすそうです。

 

ベトナムも当然仏教が広まった範囲に含まれますが、彼は特別熱心な仏教徒というわけではないそうです。しかしながら、心が落ち着くところや自分と向き合う場所としてお寺を探していたようで、昨日教覚寺の門をくぐって下さいました。

 

彼はお寺をずっと探していましたが、お寺が少ないという印象を持っていたようです。神社は結構すぐ見つかるんだけどとも言っていました。でも全国平均で言えばお寺の数はコンビニの数の倍近くあるんですよ!!!

 

現代における一般寺院は存在感が薄いのかもしれません。『がんばれ仏教』の著者上田紀行先生もおっしゃっていますが、仏教界全体として危機意識を持って精進していかなければならないのだと思います。

 

クォック君は静岡にいるのは3月までですが、また教覚寺にも来てくれると言ってくれました。早速25日の十代の会・光輪会の合同例会に顔を出してくれるようです。日本語も流暢なので、十代の会・光輪会のメンバーは楽しみにしていてください。

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2011年

12月

13日

富士山

学校の屋上から見る富士山
学校の屋上から見る富士山

毎週火曜日は、富士市内にあるブラジル人学校「エスコーラフジ」の勤務日ですが、だんだん富士山にも雪が積もり、冬の澄んだ空気も重なって美しく見えるようになってきました。

 

エスコーラフジでの日本語の授業やブラジルの子供達との触れ合いは毎回楽しみですが、もう一つ富士市に行く楽しみはこの富士山を間近に見ることです。やはり日本一の山と称されるだけの存在感と美しさを兼ね備えています。もちろん静岡市からも十分美しく見えるのですが、やはり富士市から見ると一段と大きく見えます。

 

反対に富士山からは遠ざかるのですが、牧之原市の勤務の時もお茶畑と富士山を同時に眺めることのできる地点を通る時、ものすごく静岡の美しさを感じます。

 

決して人工では作れない自然の美しさを、毎回楽しませていただいております。

 

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2011年

12月

11日

少年会例会

今日は少年会例会の日でした。

 

12月の例会は毎年壮年会とみのり会との合同例会で、お寺の大掃除をします。少年会は主に境内や墓地の落ち葉拾いです。

 

今回は二人または三人一組で持ち場を分担し、さらに全体をAチームとBチームとに分けて競い合うような形で落ち葉拾いをしてみました。その作戦が良かったからかどうかはわかりませんが、例年以上に子供たちは一生懸命掃除をしてくれました。特に寂静庵の奥の庭と墓地は日常の掃除ではなかなかできないところなので、葉っぱがこれでもかというくらいたまっていましたが、子供たちと保護者の皆様のご協力でとてもきれいになりました。その他の持ち場の子どもたちも本当にがんばって保護者の皆様と掃除をしてくれたので、境内はお世辞抜きできれいになりました。ありがとうございました。

 

その後の歌の練習もとても大きな声で歌え、これなら本番も大丈夫だろうと安心しました。掃除を一番頑張ってくれた子にMVPをあげようと思いましたが、今日は全員がMVPでした。

 

子供たちと保護者の皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

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2011年

12月

07日

第7回ダーナイベント~お寺でYOGA~

報告が遅くなりましたが、12月4日の日曜日、教覚寺にて第7回ダーナイベント~お寺でYOGA~が開催されました。

 

随分と寒くなってまいりましたが、やはり季節の変わりめということで、申し込みされていた方も体調を崩された方(赤ちゃんも含め)が多く、6組ほどキャンセルとなっていましましたが、17人(子供・赤ちゃんを含めると23人)が参加して下さいました。

 

本堂の空調の設定温度が低かったせいか、本堂でYOGAをされた皆様には寒い思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。風邪などひかないようご注意ください。ちなみに私はひいてしまいました(泣)。

 

早いものでもう7回目となりました。無論、早いと思っているのは不自由なく生活させていただいている私たちであって、被災地の皆様にとってはそれはそれは長く険しい時間だったに違いありません。このダーナイベントは、その被災地に少しでも思いを寄せ続けたいという願いのもと始まったイベントです。 皆さまからいただいた参加費は今回の17000円を含めて17万3000円になりました。その都度支援金として使わせていただいております。この支援金を送り続けるということも大切ですが、毎回申し上げている通り被災地のことを忘れないことが何よりも大切なことだと思います。このダーナイベントがその一助となれば有り難いです。

 

このダーナイベントが続けられるのは、何といっても後藤先生のおかげです。先生のご理解・ご賛同なくしてこのイベントは成立しませんでした。あらためて感謝申し上げます。そして参加して下さる皆様にも、この場をお借りして、あらためて御礼申し上げます。今年はこれで終わりですが、また来年も続いてまいります。来年も、一人でも多くの御参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

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2011年

11月

28日

行ってきました

築地本願寺仮本堂にて
築地本願寺仮本堂にて

一昨日と昨日の一泊二日で、光輪会と築地本願寺で活動している仏青の築地YBAとの交流会があり、行ってまいりました。現地集合も含め、教覚寺からは合計7人が参加いたしました。

 

まず、築地本願寺の本堂並びに仮本堂にて参拝。職員の方より築地本願寺の説明を受け、その後場所を会議室に移してご講師の岩佐先生によるご講義ならびにディスカッションがありました。ご講義では「なぜ仏教が必要なのか」ということを、四苦八苦について解説しながらわかりやすくお話し下さいました。岩佐先生は日頃からお世話になっている方で、現在は仏青連盟指導講師もされています。私達の結婚式にも来てくださった方です。またご講義の後、仏青はどうあるべきか、これから盛り上げていくためにはどうすればよいのかなど、意見交換をしました。

 

それが終わると、浅草へ行き、しばしの観光です。ちょうど酉の市が開催されており、ものすごい人でした。久しぶりに東京の人の多さを肌で感じました。その浅草で懇親会が行われ、大いに盛り上がりました。

 

2日目はもちろんお朝事から始まります。昨日はちょうど本願寺第11代顕如上人の御祥月(お引き上げ)でしたので、お朝事はいつもの正信偈ではなく、往生礼讃の後夜偈でした。往生礼讃はとてもリズミカルで、メロディアスなおつとめです。光輪会のメンバーの中には初めてお勤めした人もかなりいましたので、これもまた有り難いご縁でした。

 

お朝事の後は築地YBAの方が築地市場を案内して下さり、朝からぜいたくに海鮮丼をいただきました。日曜日でしたので平日よりはかなり閑散としていましたが、それでも築地市場という雰囲気のなか、美味しい海鮮丼をいただきみんな幸せそうでした。

 

私はご法事のため朝ごはんまでで静岡へ帰りましたが、他のメンバーは、以前この副住職ブログでも御紹介した上野の国立博物館で開催されている「法然と親鸞展」へ行きました。またメンバーには感想を聞きたいと思います。

 

以上ざっとですが、一泊二日の築地遠征の報告でした。

 

さて、来週の日曜日はダーナイベント~お寺でYOGA~の日です。まだまだお申し込みを受付中です。大勢のご参加をお待ちしております。

 

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2011年

11月

24日

お客様

境内のイチョウと青空
境内のイチョウと青空

本日、東京文京区の福勝寺さまが門信徒旅行で教覚寺にお立ち寄りくださいました。

 

福勝寺さまの御住職ならびに副住職様には、教区の少年連盟で非常にお世話になっています。特に副住職様には仏青に入った時からずっとお世話になっており、お会いできるのを楽しみにしておりました。

 

皆さま非常に気さくな方々で、しばしの時間を楽しく御一緒させていただきました。こうしていろんな御門徒の皆さまとお会いできるのも、大変有り難いことです。

 

今日は旅行には最高の天気で、あまりにも青空が美しいので、思わず携帯から写真をとりました。雲一つない見事な青空です。

 

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2011年

11月

23日

つぶやき その2

さて、前回ブータン国王について紹介させていただきましたが、ブータンは親日国としても有名だそうですね。これもマスコミで連日報道されていましたが、西岡京治さんがブータンの農業の発展に大きく貢献し、ブータン農業の父とよばれているそうですね。私はお会いしたこともありませんが、西岡さんやもちろんその他にも沢山ブータンの為にご尽力くださった日本人の方々がいらっしゃって、親日国となったのでしょう。

 

トルコも親日国ですが、先日起きた大地震の時、NPO法人「難民を助ける会」の宮崎淳さんがお亡くなりになりました。余震の危険性ももちろん御存じだったのでしょうが、文字通り命がけでトルコの人々を助けに行かれたのだと思います。トルコと日本の関係は、エルトゥールル号やトルコ航空の話が有名ですが、こうして危険を承知で地道にトルコの為に活動されている方々も大勢いるのだと知りました。

 

私は縁あっていろんな国々に行かせていただきましたが、その地その地で歓迎された気がします。私はお会いしたこともない、名前も知らない大勢の日本人の方々がその国の為に、その国民の為にご苦労・ご尽力された過去があるから私はこうして歓迎されたのだろうなと、今更ながらに強く感じます。

 

直接的には見ず知らずだけれども、そういう数えきれないほどの方々の「おかげさま」があって私の人生が成り立っているのだと、親日国の国王来日、またトルコ地震での悲しいニュースを通して、あらためて気付かされたように思います。

 

 

 

 

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2011年

11月

21日

つぶやき その1

昨日日本を出国されたブータン国王御夫妻が、テレビでもひっきりなしに紹介されています。

 

GNP(国民総生産)よりもGNH(国民総幸福量)を重視し、国民の9割以上が幸せと感じているということは、連日報道されているとおりです。

 

私がこのブータン国王のファンになったのは、数年前に世界不思議発見というテレビ番組でブータンがとりあげられた時です。現国王の戴冠式での演説を聞いて、感動したのです。

 

今「ブータン国王 演説」と検索しても、国会で演説された時のことばかりしか出てこないので(その演説もまた感動的なものでしたね)探すのに苦労しましたが、何とか見つけましたのでその一部を御紹介します。実際はゾンカ語で行われましたが、後日英訳が新聞に掲載されたようです。ちなみに原稿を読む様子は全くなく、集まった国民の方をずっと向いておられたようです。

 

 Throughout my reign I will never rule you as a King. I will protect you as a parent, care for you as a brother and serve you as a son. I shall give you everything and keep nothing.

~私の在位期間中、 国王としてあなた方を統治しようとは全く思いません。 ときに親としてあなた方を守り、ときに兄としてあなた方を気づかい、そしてときに息子としてあなた方に仕えます。私は全てをあなた方に捧げるつもりです~

 

感動的なスピーチで、忘れることができませんでした。私と同じ歳というのが信じられません(国王の誕生は私の約一ヶ月後)。

 

訪れてみたい国の一つです。

 

 

 

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2011年

11月

20日

大雨の後

昨日は台風のような大雨と強風でした。大雨警報等も出ていたようですね。

 

今日は朝起きると、昨日の雨が嘘のように青空が広がっていました。しかし、この季節大雨や強風になると一気に境内の葉っぱが落ちてくるので、その掃除が大変になります。

 

今朝も案の定、境内一面落ち葉だらけ。落ち葉のじゅうたんが出来上がっていました。雨はやみましたが風はまだ強かったので、せっかく集めた落ち葉が散ってしまいます。それでも少しずつきれいになっていき、朝食をとるため一度戻りました。しかしまだやり残していたところが沢山あったので境内に戻ると、ご門徒の方がすでに掃除をして下さっていました。光輪会会長の御両親です。日曜日の朝早くからお手伝いいただき、本当に有り難く思います。

 

途中から暑くなり、私は半袖のTシャツになりました。落ち葉の掃除を半袖でするなんて、記憶にありません。落ち葉の掃除をするこの季節は、朝はもう寒く手袋をしたり、上着を着込んだりするイメージですが、最近の異常気象なのか温暖化なのかわかりませんが、不思議な感覚でした。ちなみに今日静岡は夏日なんですね。信じがたいことです。

 

さて、今晩はいよいよ日本シリーズ最終戦です。我らが中日ドラゴンズの完全制覇まであと1勝。期待しましょう!!!

 

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2011年

11月

15日

家族で法要参拝

今月も半分過ぎてしまいましたが、よく見るとこれまでのブログ更新は2回のみ。

これはまずいですね^_^;

 

この前の週末は、我々夫婦と息子、そして妻の御両親と一緒に親鸞聖人750回大遠忌法要へ参拝してまいりました。

 

私以外は全員初めての大遠忌法要参拝です。1歳の息子にとっては初めての御本山です。こうして家族でお参りさせていただけるのも、本当に有り難く、嬉しいものであります。日曜日の法要は満堂で、御影堂には入りきらず阿弥陀堂で中継をしていました。これだけ多くの方とともに親鸞聖人を偲びながら正信偈をおとなえし、お念仏申させていただくのもまた有り難いご縁でした。

 

私個人といたしましても、月曜日の法要に内陣出勤させていただきました。前回同様親鸞聖人の御真影がよく見える場所で、言葉には言い表せない感動をいただいてまいりました。

 

 

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2011年

11月

10日

七五三&初参式

何とも遅くなってしまいましたが、6日の日曜日に教覚寺におきまして七五三のお祝いおよび初参式が行われました。

 

4名の七五三(今年はみんな3歳)と1名の初参式参加でした。その御家族と、すでに初参式を終えている女の子とそのお母さんが来てくださいました。

 

長男樹もギャラリーで御一緒させていただきましたが、やはり子ども同士の関わり合いは大切だなぁと実感しました。若坊守が絵本を子供たちに読んでいた時、樹は一番前にすたすたと行き立ち上がろうとしました。当然後ろで見ていた子どもたちは絵本が見えなくなります。その時すかさず「座らないとだめだよ」と注意してくれた男の子がいました(参加者のお兄ちゃん)。樹はその言葉を理解したかどうかはわかりませんが、こうやって少しずつ「社会」というものを経験していくんだろうなと感じました。とても嬉しい出来事でした。

 

参加された子供たち、そして御家族の皆様、おめでとうござじました!!!

 

 

 

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2011年

11月

04日

少年会遠足

掘ったど~!!!
掘ったど~!!!

11月3日文化の日は、毎年少年会の遠足の日でもあります。

 

今年は、5月にみんなで植えたサツマイモを掘りに行き、お寺へ戻って焼き芋にして食べるという内容でした。

 

ご門徒の若林さんが半年間ずっとお世話をして下さったお芋です。どんなふうに育っているか子供たちもとても楽しみにしており、いざ掘り始めると、予想以上の大きいお芋に大歓声があがっていました。中には、大きすぎてなかなか掘りだせないものもあったようです。かえるやおけらやミミズも沢山出てきて、喜ぶ男の子たちと、悲鳴をあげる女の子たちの対照的なリアクションも面白かったです。それにしても期待以上の大豊作でした。これもお世話をして下さった若林さんをはじめ、太陽の光や雨や土等自然の恵みのおかげです。

また、芋の茎の部分をちぎって持って帰りました。これは食材を余すところなくいただくという昔ながらの日本の食文化を、子供たちや保護者の方にも知ってもらおうと、同じくご門徒の小林さんにお願いして作り方を教えていただくというものです。

 

大きなお芋を沢山掘り、茎もちぎっていざお寺へ出発です。お寺につくと、すでに十代の会・光輪会のみなさんがお芋を焼く炭の準備をしてくれていました。そしてみのり会の方々が、焼きそばの下ごしらえをして下さっていました。子供たちも到着するや否や茎を食べられるように皮を剥ぐ作業を手伝い、男の子は掘ったお芋を洗って新聞紙およびアルミホイルに包む作業を手伝い、それぞれが協力して焼き芋の準備です。お母さん方が焼きそばを作って下さり、みのり会の方々が芋の茎のきんぴらを作って下さり、十代・光輪会ならびにお父さんたち、そして壮年会の有志の方が火の番をして下さり、スムーズに準備は進んでいきます。

 

ほくほくの焼き芋が出来上がり、子供たちは美味しそうに食べました。きんぴらもあっという間に売り切れ、焼きそばも温めるのが追いつかないくらいの人気ぶり、そして光輪会のみなさんが焼いてくれたソーセージやジャガイモもあっという間に売り切れ。とても楽しい時間を過ごせたと思います。

 

言うまでもありませんが、植えるところからお世話して下さった若林さんをはじめ、朝早くから御尽力くださった小林さんとみのり会の方々、壮年会の有志の方々、十代の会・光輪会の皆様、そして少年会保護者の皆様、いろんな人のおかげです。本当に有り難うございました。

 

また来年もやりたいという子供達の声が聞こえてきました。喜んでくれたんだなと、こちらも嬉しくなりました。

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2011年

10月

31日

YOGA!!!

昨日の30日、教覚寺本堂にて第6回ダーナイベント~お寺でYOGA~が開催されました。

 

その時に参加者の皆様には初の30人超えと申し上げました。お申し込みが31名だったのでそう言ってしまいましたが、実際の出席者は27名でした。しっかり把握しておりませんで失礼いたしました。4名の方が残念がら当日来られなくなり初の30人とはいきませんでしたが、それでも大勢の方が御参加下さいました。

 

今回もまた、初参加の方がいらっしゃいました。これは本当に嬉しいことです。口コミでこのダーナイベントが広まって、この輪が少しずつ大きくなっているような気がします。これもひとえに先生の誠実で奥深いYOGAレッスンのおかげと、有り難く思っています。

 

次回は12月4日(日曜日)の午後3時からです。一人でも多くのご参加をお待ちしております。

 

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2011年

10月

28日

第6回ダーナイベント~お寺でYOGA~

さて、明後日の日曜日はダーナイベント~お寺でYOGA~の日です。

 

第6回目を迎えました。東日本大震災のためのダーナイベントとして始まったこの企画ですが、性格は少しも変わることなく今日に至っています。毎日、新聞の隅の方には新たに身元が判明した犠牲者のお名前が掲載されています。未だに行方不明の方もまだ沢山いらっしゃいます。私たちに出来ることは限られていますが、少なくともそうした現実は常に頭に入れておきたいと思います。このダーナイベントは義捐金・支援金を集めるのも目的の一つではありますが、それ以上に大切なのは東北に心を向ける機縁にすることです。

 

今回もすでに26名のお申し込みをいただいておりますが、本堂と広間の両スペースを使うようになって参加可能人数も増えており、まだまだ受け付けております。是非お誘い合わせのうえお申し込みください。駆け込み寺メールに参加希望者全員のお名前を送って下さるだけで結構です。

 

お待ちしております。

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2011年

10月

27日

富士第一小との交流会

最初は教室で
最初は教室で

何か最近ブログの更新が遅い様な気もしますが。。。

 

気を取り直して、、、

 

今週の火曜日は、富士市内のブラジル人学校・エスコーラフジの勤務日でしたが、この日は普段の授業ではなく、近くにある富士市立第一小学校5年生との交流会があり、お邪魔してきました。

 

昨年もやっていただいたのですが、普段日本人と交わる機会が少ない生徒が多いので、このような企画は大変ありがたく思います。

 

日本の児童は自分たちの教室ということもあり、最初からテンション全開といった感じでしたが、ブラジル人児童は緊張気味で、なかなかいつもの元気が出てきません。しかし少しずつ慣れていき、最後のゲームの時間ではかなりはしゃいでいたように思います。

 

日本の子どもたちにも、違う言語・文化・習慣をもった子供たちがすぐ近くにいるということを知ってもらえただろうし、違いはたくさんあるけれど、同じ人間で友達であるということを肌で感じてもらえたら、それが何よりもうれしいです。国際化社会と聞くと、国と国との貿易等何かとても大きなもので我々一般人とは関係ない様に聞こえますが、実はこういうつながり一つ一つが国際化社会を作っていくのだろうと思います。

最後に多目的教室でゲーム
最後に多目的教室でゲーム
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2011年

10月

20日

お取り越し報恩講

親鸞聖人像
親鸞聖人像

先週末、教覚寺お取り越し報恩講が無事おつとまりになりました。

 

初日は雨模様でしたが、光輪会のメンバーも2日目と合わせて7人参拝してくれました。

 

ご講師は松月先生。特に若い世代を中心に、仏教はわけが分からないと敬遠されがちですが、先生は何とか現代の人たちにも親鸞聖人がお伝えくださった阿弥陀様のおこころ、阿弥陀様のすくいを感じてもらおうと、色々な手法を使って御法話をしてくださいます。今回も心に染み入ってくるようなお取り次ぎをしていただき、尊いご縁に感謝しています。

 

 

がらっと話は変わりますが、報恩講中にも決まるかと思われた我等が中日ドラゴンズですが、多少じらされましたが無事火曜日に優勝が決まりました!!!球団史上初めての連覇です!!!私個人的には落合野球が大好きでしたので、これで退任と言うのは非常に悲しいものがありますが、今はしばらく優勝の余韻に浸りたいと思います。そして来月からはいよいよクライマックスシリーズ、そして日本シリーズです。是が非でも有終の美を飾っていただきたいと思います。

 

 

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2011年

10月

14日

明日から報恩講

お内陣と御絵伝
お内陣と御絵伝

いよいよ明日から教覚寺お取り越し報恩講です。

 

昨日婦人会の皆様がおみがきに来て下さり、今日御内陣の荘厳も外陣の準備もほぼ終わり、明日を迎えるだけになりました。どの法要ももちろん大切なのですが、やはり報恩講は何かその中でも特別な気持ちになります。

明日の朝門信徒の方がお手伝いに来て下さり、外の幕や御供物等、最終的な準備に入ります。

 

一年に一度、三座続けて聴聞させていただけるご縁です。どっぷりと仏法の世界に浸るまたとない機会ですので、是非万障繰り合わせのうえ御参拝下さい。

 

御逮夜法要が明日午後1時半より、初夜法要が明日午後6時半、そして日中法要が明後日の日曜日午前10時からです。

外陣
外陣
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2011年

10月

13日

サンバカーニバル

前回のブログから、早一週間が経ってしまいました。

 

書こう書こうと思いながら時間はどんどん過ぎ、今日になってしまいましたが、9日の日曜日には、静岡サンバカーニバルが開催されました。

 

サンバカーニバルは、地元のサンバチーム・ブロコシズオカのプシャドール(歌手)として、毎年出させていただいております。僧侶がサンバを歌っているというのは、連想しにくいことかもしれませんが、大学ではポルトガル語を専攻し、日頃から声を出す訓練をしている(読経)ということで、サンバチームの代表の方が声をかけてくださり、このチームが発足した時から歌わせていただいているのです。

 

ブラジル音楽はもともと好きで聴いておりましたが、同じブラジル音楽でも違うジャンルばかり聴いていたので、サンバはほとんどド素人から始まりました。いろんな方にアドバイスをいただきながら、練習してきました。まだまだ素人ですが、とにかく楽しんで歌おうと心がけています。あともう一つ心がけていることは、声を大切にすることです。ケアを怠らないようにしたいと思います。

 

何でもそうなのでしょうが、やり始めるとそのものの奥深さに少しずつ気づかされます。サンバも本当に奥が深そうです。歌っているのでやはり歌詞からもいろんなことを考えさせられます。この話に入ると終わらなくなるので、またいつか紹介したいと思います。

 

見に来て下さった皆様、ありがとうございました。

 

気付けばもう明後日から報恩講です。じっくり聴聞させていただける絶好の機会です。親鸞聖人の御苦労を偲びつつ、お念仏のみ教えに出遇わせていただきましょう。

 

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2011年

10月

07日

ブラジル人学校交流会

地震や津波についての勉強
地震や津波についての勉強

昨日の木曜日、静岡県地震防災センターに県内のブラジル人学校3校が集い、地震や津波について学び、そして日頃の日本語学習の成果を発表し、お互いに交流を深めました。

 

これは昨年度から行われているもので、今年で2回目です。今年も私の勤務するエスコーラフジが参加させていただきました。昨年の見学の後に東日本大震災が起こったため、今年は昨年以上に真剣に講師の話に耳を傾けていました。また、たくさんの質問も飛び出しました。その後子供たちは震度6強の揺れを体験したり、津波の映像を見たり、非常食の乾パンやお湯を注ぐだけで食べられるご飯を食べたりしました。

 

やはり言葉の問題や日頃の地域との関わり合いの中で、外国人の地震に対する情報や備えが十分でないことは明らかです。そんな折にこのような催しを企画して下さった県国際交流協会の皆様や、県の多文化共生課の皆様、そして地震防災センターの皆様には本当に感謝しています。子供たちにも話しましたが、願わくばこの会で学んだこと、感じたことを家に帰ってから家族に伝えてもらい、今まで以上に外国人の方々が防災について積極的に地域と関わって下さったら有り難いです。私も「東海地震に備えて」という内容のポルトガル語をラジオやテレビで放送するボランティアを6年やらせていただいておりますが、まだまだ情報が十分にいき届いていないことを感じています。

 

最後に交流を深めるためのゲームを45分間任されて、やらせていただきました。80人の子どもたちをまとめるのは最初の10分くらいは苦労しましたが、だんだん子供たちも私に慣れてくれて、私も子供たちに慣れ、途中からはかなり盛り上がったようにも思います。

 

楽しい思い出と同時に、地震についての知識・意識もちゃんと持って帰ってもらいたいと思います。

最後に集合写真
最後に集合写真
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2011年

10月

02日

横浜へ出講

善龍寺本堂および会館
善龍寺本堂および会館

昨日は、お朝事の会、横浜市善龍寺様への出講、そして教覚寺の門信徒会例会と、朝から晩までフルコースでした。

 

横浜市神奈川区にある善龍寺さまへは初めてのご縁でしたが、ご住職のご子息様とは南ブロックの行事では毎回お世話になっております。

 

今回は常例法座へ出講させていただいたのですが、ご住職が始められたそうで、25年以上毎月休むことなくやってこられたそうです。お話をさせていただいていても、やはりご門徒の皆様はいい意味で聴聞に慣れていらっしゃるのを感じましたし、また正信偈をおとなえする声が非常に大きかったのも印象的でした。

 

こうして一つ一つのご縁によって、布教使としてのお育てを頂いております。

 

 

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2011年

9月

26日

光輪会例会

24日土曜日は、光輪会例会の日でした。

 

私の不手際で連絡がかなり直前になってしまい、参加者は6名と少なかったのですが、みんなでお勤めをし、法話を聞いていただき、その後光輪会のメンバーが主催しているイベントへ顔を出しました。

 

旧新静岡センターがCENOVAとしてこの10月に再オープンしますが、そこには複合映画館(シネコン)が新たにつくられたため、今まで映画館を多数かかえていた七間町通りから、一部を除いて映画館が撤退することが決まっています。私が生まれるずっと前から親しまれてきたこの映画館の街・七間町の歴史や貴重な資料などを展示して、市民のみなさんに見てもらおうという企画でした。

 

私自身も昔から映画が大好きで、しかも家から歩いて1~2分のところにその七間町映画館はあるので、大変お世話になりました。その映画館がなくなってしまうのはやはり寂しいものがあります。最後に一度何か見られればと思います。

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2011年

9月

24日

彼岸会法要

昨日、秋季彼岸会法要が本堂にてつとまりました。

 

300名を超える御参詣。本当に有り難いことです。もちろん、参詣者数を増やすことが一番の目的ではありませんが、「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」と願われた親鸞聖人のお心をいただくとき、一人でも多くの方が仏縁に出遇って下さることはとても嬉しいことです。

 

ご講師の外松先生のお話も、有り難く聞かせていただきました。特に先生は青少年カウンセラーとしてご活躍されています。父親になったばかりの私にとって、教えられることがたくさんありました。

 

「三つ子の魂百まで」と言いますが、一番身近にいる親がどんなことに喜び、どんなことに悲しみ、どんなことに怒り、どんなことに感動するのか、こういう姿を通して子供の人間形成が決まっていく、すなわち人間の根っこがこの3歳までに出来上がるということをあらためて聞かせていただきました。とするならば、一生を決めると言っても過言ではない人間形成が、今まさに息子の中で行われているということです。息子の人間としての根っこに何を残せるのか。親として、難しい課題を与えられまたが、これは待ったなしです。夫婦で協力して、この課題に向き合ってまいりたいと思います。

 

先生には来年2月にも来ていただくことになっています。今から楽しみです。

 

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2011年

9月

21日

台風15号

今日は本来なら牧之原市立相良中学校の勤務日なのですが、台風15号接近の為、昨日の時点で臨時休校が決まっており、家で過ごしています。

 

しかしながら、接近ではなくて遂に浜松市に上陸したそうです。これから静岡市も直撃されるかもしれません。すでにものすごい風が吹き荒れており、教覚寺の鉄の門も風で閉まってしまう状態。出来たばかりの自転車置き場の屋根も、ものすごい勢いで揺らされています。

 

この台風は全国的にも甚大な被害をもたらしているようですし、今後首都圏並びに東北を抜けていくそうですが、福島原発をはじめ、大震災の被災地の状態も非常に気になります。

 

 

 

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2011年

9月

19日

少年会&四十九日法要

みんなでクラフト作り
みんなでクラフト作り

昨日は9月の少年会例会がありました。

みんなでらいはいのうたをおつとめしたあとは、お楽しみの時間です。

 

今回は先生をおよびしてクラフト作りを体験し、作ったもので遊びました。

先生は教覚寺門信徒で、壮年会のメンバーでもある幾見さんです。市内の現役の小学校の先生で、何と少年会の子供の中にその学校の児童がいて、何で先生がいるの?とびっくりしていました。

 

先生の的確な指示のおかげで子供たちもクラフトを完成させ、楽しく遊びました。

 

このように、教覚寺の門信徒の皆様の中には様々な特技をお持ちの方がいらっしゃいます。今年の遠足も若林さんという門信徒の方がお世話をされている畑へ芋掘りに行き、焼き芋を作る予定です。5月には若林さんのご指導のもと、その芋を植えに行きました。

 

こうしていろんな方のご支援をいただきながら子供たちも色々な体験をさせていただき、とても有り難く思いますし、これこそまさにキッズサンガ、そして教覚寺サンガだなぁと思います。

 

そして少年会が終わると、新幹線へ飛び乗って東京の八王子まで行きました。そこで妻の祖父の四十九日法要並びに納骨が執り行われました。通夜葬儀の時と同様に私が調声ならびに法話をさせていただきました。悲しい気持ちや寂しい気持ちはなくなりませんが、ひとつひとつの仏事が、そして一声一声のお念仏が、仏さまとなられた祖父からのお育てであるのでしょう。この一回一回の仏縁を大切にしてまいりたいと思います。

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2011年

9月

16日

行ってまいりました

西本願寺前
西本願寺前

昨日、親鸞聖人750回大遠忌法要に結衆として、内陣出勤させていただきました。

 

大遠忌法要は初出勤なので、最初から緊張の連続でした。受付から緊張してしまって、本当に大丈夫かなあと心配にもなりましたが、時は刻々と進み、着替えも済ませ、出勤に際しての説明及び一連の作法の確認がありました。

 

私は知らなかったのですが、御影堂で縁儀とよばれる奏楽員や列衆の入堂が行われているとき、隣の阿弥陀堂(本堂)では、御門主様並びに新門様の御焼香があり、内陣出勤の結衆は本堂の内陣で御二方をお待ちし、一緒に合掌礼拝をいたしました。

 

そして御影堂へ移り、いよいよ喚鐘が始まりました。本当にすごいなぁと思うのは、その喚鐘の第1打が後堂にある電波時計でちょうど2時30分00秒に始まるのです。全てが逆算され、秒単位で物事が進んでいきます。厳しく鍛えられた式務部のプロフェッショナリズムを見ました。

 

しかし私自身は、人のことを感心している場合ではなく、緊張でいっぱいでした。入堂をし自分の位置に座ったら、親鸞聖人の御真影様のすぐ真横で、何とも有り難いご縁でした。精一杯お勤めをし、何とか無事終了。終わった時には、サウナに1時間入っていたかのような汗の量でした。

 

途中、正信偈など本を読まなくてもお勤めできるときは、ひたすら御真影様を拝見しておりました。科学的にはただの像かもしれませんが、間近で拝見すると、何か親鸞聖人の温もりに出遇える感じがします。不思議な感覚でした。

 

文字通り有り難いご縁をいただきました。もう一回、今度は11月に出勤させていただきます。

 

本当に数えきれない人のおかげで、こうして出勤させていただきましたこと、心から感謝申し上げます。

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2011年

9月

14日

いよいよ明日

いよいよ明日は親鸞聖人750回大遠忌法要出勤日です。

教覚寺の団体参拝に合わせて、明日は結衆として内陣出勤させていただくことになりました。

 

比較的慣れている音楽法要ですので、間違えてとなえたりする心配はありませんが、緊張して作法を間違えるのでは、など心配な面はあります。落ち着いてお勤めしたいと思います。そして何よりも親鸞聖人の750回大遠忌というご縁に、その親鸞聖人の御真影様のすぐそばでおつとめさせていただけるよろこびを、明日かみしめてまいりたいと思います。

 

では、行ってまいります。

 

ちなみに法要は2時半からですので、その時間に西本願寺のホームページから法要中継のページに飛べば、もしかしたら私がちらっと映るかもしれません。。。お時間ある方はご覧ください。(ウォーリーを探せより難しいかも)

 

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2011年

9月

11日

半年、そして10年

今日は9月11日。

 

各メディアでも盛んに取り上げられていますが、東日本大震災からちょうど半年、そしてアメリカ同時多発テロからちょうど10年です。

 

不思議なもので、昨日の10時何してたと聞かれてもすぐに思い出せないのに、大きな出来事が起こったときと言うのは、自分がその瞬間していたことをはっきりと覚えているものです。それだけショックというか驚きが強いのでしょう。

 

半年前、私は牧之原市の中学から帰りちょうど息子の樹と家にいました。生放送のテレビがついていたので、東京が揺れていることはわかりました。そして間もなくゆっくりと大きく揺れ始めたのを覚えています。

 

10年前の今日、私はブラジルにいました。留学中で、朝起きてリビングに行くと、テレビで信じられないような光景が何度も映し出されています。日本は夜だったようですが、ブラジルは朝でした。

 

この10年は、まさにテロとの戦いと言って、いろんな犠牲を生んだ10年でもありました。西洋諸国vsイスラムのような構造を作り上げ、徹底的に攻撃しました。西洋の傾向として(最近は日本もそんな風潮があるような気もしますが)何か悪者を決めてその悪者を正義の名のもとに徹底的に攻撃するような気がします。ヒーローもののドラマのようです。

 

しかし現実はそんな単純ではなくて、絶対的な悪もいなければ絶対的な正義もありえない。その瞬間その瞬間で変わりゆくものです。いろんな条件が重なりあってひとつの出来事が起こる。まさにお釈迦様がお説き下さった縁起の教えそのものです。お互いがいろんな思惑のもとで動き、専門家でない私にはわかりませんが、しかしどうも悪者を作り上げてそこを総攻撃するという考え方には疑問を覚えます。

 

震災から半年たって思うことは、やはり少しずつ私の意識が被災地から遠くなってしまっているのではないかということです。もちろん24時間被災地のことばかり考えているわけにはいきませんが、メディアの報道時間が少なくなってきて、新聞の関連記事が減ってくる時こそ、意識的に被災地のことを考えていかなくてはならないと思います。それぞれが自分に出来ることをやっていく。非常にシンプルですが、私も自分にできることをこれからも模索していきます。

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2011年

9月

08日

9月7日

ブラジル国旗
ブラジル国旗

昨日は9月7日でしたが、皆さん9月7日は何の日か知っていますか?

正解はブラジルの独立記念日で、ブラジルは休日なんです。

 

それにちなんで、今日はブラジルの国旗について説明します。

 

緑はアマゾンに代表される森林(自然)を、そして黄色はかつて存在した世界最大級の金鉱を表しています。

 

真ん中の白い帯には"ORDEM E PROGRESSO"と書かれており、意味は「秩序と発展」です。フランスの哲学者オーギュスト・コントという人の言葉だそうです。

 

そして星は全部で27個あり、それぞれ州と首都のブラジリアを表しています。ブラジルには26の州と連邦直轄区として首都のブラジリアがあります。

 

ちなみに私が留学していた州はミナス・ジェライス州と言い、南十字星の左側の星がその州を表しています。今度オリンピックが開かれるリオ・デ・ジャネイロは州の名前でもあり州都の名前でもありますが、同じ南十字星の右側がリオ州の星です。ちなみにサンパウロ州も南十字星のうちの下の星がそうです。

 

今回はブラジルの独立記念日にちなみ、国旗の紹介をいたしました。

 

話はガラッと変わりますが、お寺でヨガの講師・後藤君枝先生が、ダーナイベントについてブログで紹介して下さいました。

http://yoga2009.eshizuoka.jp/e791851.html

 

ありがたいことです。

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2011年

9月

03日

第5回ダーナイベント~お寺でYOGA~

本日午後3時より、第5回ダーナイベント~お寺でYOGA~が開催されました。

 

台風の影響で、申し込みした方の半分くらいは来られないのではないかと心配しておりましたが、なんと事前申し込みされた方の出席率は100%で、26名(子供・赤ちゃんを入れると33名)が参加して下さいました。やはり後藤先生のYOGAを皆さん楽しみにして下さっているんだなと、とても嬉しく思います。

 

不思議なもので、1時間半という時間があっという間に過ぎるようですし、最後のリラクゼーションの時には本当に気持ちよく寝てしまいそうになります。これもやはり後藤先生のすごさだと思います。

 

今回の参加費26名×1000円、計26000円も全額東日本大震災の義捐金として送らせていただきます。

 

台風の中来て下さいました先生、そして参加者の皆様本当にありがとうございました。

 

次回は10月30日(日)の午後3時からです。次回もまた大勢の参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

 

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2011年

9月

01日

出遇い その7

法然院貫主・梶田真章師
法然院貫主・梶田真章師

出遇いシリーズもいよいよ最終回です。

 

時が経つのは早いもので、この出遇いシリーズの話というのはすでに1か月近くも前の話になってしまいました。

 

京都で国際研修団のお手伝いをしていた時、少し時間があいたので、法然院というところへ出かけました。この法然院は私のお気に入りの場所なのです。何がいいかと言うと、ものすごく自然が豊かなので夏でもとても涼しく感じられるところです。緑の木々が所狭しと立ち並んでいます。

 

その日も暑かったので法然院に行こうと思ったわけですが、行きますとなんと私が着いた時間から30分後くらいに、住職の法話が始まると案内が書いてあるのです。30分ありましたが、結局散歩しながら待ち、聴聞させていただくことに決めました。法然院のご住職は、上田紀行氏の『がんばれ仏教』の中にも取り上げられていた方で、非常に活動的な僧侶であるということは以前から存じ上げており、一度お目にかかりたいと思っていたからです。

 

「法然・親鸞の人間観 ~善人・悪人~」と題して1時間ほどの法話でした。終わった後も、世間話のような感覚でいろいろとお話し下さったので、結局1時間半ほど聴聞させていただきました。やさしい語り口で、あっという間に時間が過ぎた感じです。私が一番びっくりしたのは、こういう法話はどれくらいのペースでやっていらっしゃるのかきいたところ、なんと週3回くらいはやられているとのことでした。去年は年間で200日くらいやったと思うとおっしゃっていました。いろんなところで講演や取材を受けておられる方なので、むしろ普通の僧侶よりお忙しいはずですが、本当に地道に活動されていることを知り、ますます感銘を受けました。と同時に、私なりの方法で、やはりもっと活発にならなければと思いました。

 

出遇いシリーズ最後は、本当に偶然行った法然院で出遇った法然院貫主・梶田真章師でした。

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2011年

8月

31日

わが子の誕生日を迎えて

長男の樹(たつき)
長男の樹(たつき)

昨日の8月30日は、息子の1歳の誕生日でした。

 

本当に多くの方々に支えられ、また可愛がっていただいて、一年という節目の日を迎えることができました。

 

浄土真宗本願寺派では食事の言葉というものがありますが、これを少し変えて今の心境を述べたいと思います。

 

「多くのいのちとみなさまのおかげにより、この日を迎えることができました。

 深くご恩を喜び、心から感謝いたします。」

 

この子が生まれた時は、未熟児ということもあって本当に小さく、生まれたての赤ちゃんをあまり見たことのなかった私にとっては驚きでもありました。その時に、この子のためなら何があろうとも守っていくぞ、何があろうともこの子のことを第一に考えていくぞと、父親としての決意をしたものであります。

 

しかしながら、もちろんわが子はそれはそれは可愛いのですが、疲れきって帰ってきた日、夜中に大声で泣き出したりすると、時に勘弁してくれと思ってしまうような自分もいるのです。生まれた時に誓った決意はどこへやら。恥ずかしいことですが、親として不完全であり、また常にぶれてしまう私がいることも事実です。

 

その不完全な私が基準になって息子と接していくというのは、実はとても恐ろしいことなのだろうとも思います。もちろん、日々の生活の中で私や妻の経験してきたことや、学んできたことを基準に判断してしまうことが多いのですが、私たちの基準というものは常にぶれていきます。そういう危うさを持っています。ですから、ぶれることのない価値基準と申しますか、確かな指針というものをもつ、またその価値基準に照らし合わせて自己点検していく必要性があると思うのです。私にとりましてはそれが仏法であり、親鸞聖人のみ教えであります。

 

これからも聴聞に励んでまいります。

 

 

 

 

 

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2011年

8月

28日

出遇い その6

さて、だいぶ間があいてしまったので少し変な感じもしますが、出遇いシリーズに戻ります。

 

時は8月6日。全国真宗青年の集いが御本山で開催されました。この全国大会は毎年場所を変えて開催されるのですが、今年は御承知の通り親鸞聖人750回大遠忌の記念大会です。例年以上に大勢全国から青年達が集まりました。

 

教覚寺からも、会長をはじめ5名が参加してくれました。この大会に教覚寺光輪会として参加するのは初めてのことです(私と妹は以前から個人的に参加していましたが)。私は今年は参加者としてではなく、国際研修団のスタッフとしての参加でしたが、ほとんどのプログラムで参加者と同じことができました。(ということは仕事をサボっているということ??)

 

私自身もいろんな人と出遇えましたし、また再会も果たせました。光輪会の皆さんもきっとそれぞれに出遇いがあり、また楽しい時間を過ごせたことと思います。親鸞聖人を通して出遇ったこのつながりを、さらに言えば阿弥陀様を通して出遇えたこの喜びを、お互いに大切にしていきたいと思います。

 

参加された光輪会の皆さん、お疲れ様でした。また来年も是非行きましょう!

 

 

まだまだ出遇いシリーズ続きます。。。

 

 

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2011年

8月

21日

第27回教覚寺夏の合宿

みんなでおいしくカレーを食べました
みんなでおいしくカレーを食べました

この週末、第27回少年会夏の合宿が行われました。

 

土曜日は十代の会も合同開催です。というよりも、十代の会のお兄さんお姉さんたちが少年会の合宿のお手伝いをして下しました。

 

まず3時から十代の会のメンバーが一足先に集合し、スケジュールの確認と、スタンプラリーの説明をしました。スタンプラリーとは、合掌礼拝の仕方や、食事の言葉、三つのやくそく、お焼香の作法などのポイントに分かれ、その各ポイントでクリアー出来たらサインをもらって次へ行くというようなものです。そのポイントで見てもらうための説明をいたしました。

 

4時になるといよいよ少年会の子どもたちが集まってきます。スタンプラリーをペアになってクリアーし、そのあとみんなでおつとめ。そして夕御飯のカレーと続きます。夕食の後はお楽しみの時間です。

 

キョウガクジンピック(どこかで聞いたことあるかな?)で盛り上がりました。2チームに分かれての対抗ゲームです。空気砲でのサッカー、魚釣り、そしてビンゴゲーム。カシオペアチームが優勝しました。

 

それが終わると花火。心配された雨も降っていなかったので、みんなで花火を楽しみました。その後少しおやつを食べいよいよ就寝準備で消灯。実はここからが長いんです。毎年消灯から何時間かけて寝るのかというくらいみんなはしゃぎまくります。今年も布団を敷き始めた瞬間から枕投げ大会が始まっていました。その後も寝る気配は微塵も感じられず、結局消灯時間から2時間後くらいに少しずつ寝る子が出てきました。それでも今朝聞いてびっくりしましたが、女の子の中には朝5時まで起きていた子もいたようです。

 

2日目は6時起床で、ラジオ体操に行きますが、今日は雨が降っていたため常盤公園ではやっておらず、結局公園で遊んで帰ってきました。そして覚寿の会の皆様と合同おあさじと朝食。

 

そしてお楽しみの流しそうめん。夜中の雨を見てどうなる事かと思いましたが、結局雨はやみ、つい最近までの猛暑は影を潜め、ベストコンディションの中流しそうめんをすることができました。子どもたちも大はしゃぎです。竹を取りに行くところから今日の片付けまで、壮年会の皆様方には本当にお世話になりました。今年から光輪会もお手伝いさせていただいておりますが、まだまだ壮年会の皆様のパワーには及びません。引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。準備から関わり、また今日来てくれた光輪会のメンバーにも感謝申し上げます。

 

あっという間に一泊二日の合宿も終わりました。疲れはありますが、子どもたちが楽しかった!と言ってくれることが何よりも嬉しいです。また来年も来てくれるといいな。

 

最後に、この合宿の為にご尽力いただきました保護者の皆様や、壮年会、婦人会の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

キョウガクジンピック種目の空気砲でサッカー
キョウガクジンピック種目の空気砲でサッカー
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2011年

8月

19日

出遇い その5

本山のお晨朝後
本山のお晨朝後

さて、青少年国際研修団のお手伝い中に、ブラジルから先生方がいらっしゃいました。ちょうど真宗国際会議が開かれるところだそうです。

 

写真の一番左に座っておられるのがアンジェラ師で、私が留学していたころリオの街を案内して下さいました。ですから先生とは10年ぶりの再会です。アンジェラ師は随分と長い間、本願寺新報でリオ・デ・ジャネイロの紹介を連載されていました。

 

左の後ろで立っておられる先生がグスターヴォ師で、彼とも私が留学中にサンパウロ別院でお会いして以来です。10年ぶりということになります。サンパウロ別院でお世話になった時、ちょうど歎異抄の翻訳会議が開かれていて、私もご一緒させていただいたのですが、その時にグスターヴォ師もアンジェラ師もいらっしゃいました。

 

ちなみにアンジェラ師の隣で座っておられるのが私の師匠の今井先生です。先生ともその翻訳会議の時初めてお会いして、それ以来ずっとお世話になっています。今井先生は現在本願寺の国際センターでご活躍されています。私の結婚式にもおいでいただきました。

 

アンジェラ師もグスターヴォ師も日系人ではないのですが、親鸞聖人のみ教えに帰依され、得度された先生方です。こうして自らの救いをもとめて親鸞聖人に出遇われた先生方のお言葉は、学ぶべきことがとても多いです。

 

出遇いその5は、10年ぶりの再会だったブラジルからの先生方でした。

 

いよいよ明日から少年会の合宿です。一泊二日、楽しく過ごしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

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2011年

8月

18日

出遇い その4

Osamu, Dylan & Charlotte
Osamu, Dylan & Charlotte

築地で福島の子どもたちと別れた次の日はまた京都に戻り、青少年国際研修団との再会です。

 

右の写真をご覧ください。この3人、どこか似ていませんか?実は、私と親戚関係にある2人なんです。しかも世代は全く同じ。正式には「みいとこ」というそうですが、彼らのおばあさんが私の祖母の従妹にあたります。彼らのひいおじいさんが私の曽祖母の兄弟になります。つまりお互いのひいひいおじいさんおばあさん(高祖父母)が同じ人なのです。

 

ここまで世代を遡ると普通は親戚かどうかもわからなくなるのですが、京都の山崎家(私からいうと曽祖母の実家)と、お互い深い親戚関係にあたるので、こうして名前を見るとわかるのです。みいとこという言い方は初めて知りましたが、初対面でも何となく嬉しい感じがします。

 

でも、よくよく考えると何代も遡ったらみんな同じ人にたどりつくんですよね。っていうことはやっぱりみんな親戚みたいなものなのかなぁとも思います。お互いが、親戚同士って思えば世の中もうちょっと平和になるような気もするのですが。「一切の有情はみなもつて世々生々の父母・兄弟なり」(『歎異抄』)親鸞聖人のお言葉が身に染みます。

 

出遇いその4は、初めて本願寺で出遇った「みいとこ(三従弟妹)」のディランとシャーロットの二人でした。

 

 

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2011年

8月

15日

出遇い その3

クラフト作り中
クラフト作り中

さて、出遇いシリーズへ戻ります。次の出遇いは福島県の子どもたちです。

 

妻の祖父の葬儀の後、私は築地本願寺へ向かいました。東京教区少年連盟では、東日本大震災の被災者、特に子どもたちへの支援をどういう形で行えるかということを話し合ってきており、この8月3日~5日、築地で被災地の子どもたちを招待して思い切り楽しんでもらおうという企画をいたしました。

 

私がついた時はちょうど夜のゲームの真っ最中で、盛り上がってっているところでした。ちなみに築地本願寺の境内ではお盆祭りが開催されており(子どもたちは前の晩お盆祭りを楽しみました)、職員がかぶり物で盛り上げているのですが、子どものゲームのところにもゲストとして入れ替わり立ち替わりかぶり物の職員が駆け付けてくれていたようです。

 

私が到着したときは、ちょうど私と背格好の似た職員がドラゴンボールという漫画に出てくるフリーザというキャラクターのかぶりもので登場し、去って行った直後らしいのです。私は何も状況を把握できていませんでしたが、私がゲームをしている部屋に入るや否や子どもたちが、「フリーザだ!」と叫ぶので、わけがわからずその子どものテンションに乗っかっていったら、最後の最後別れるまで子どもたち全員からフリーザと呼ばれ続けました。本名は誰一人覚えてくれていないと思います(笑)でも、逆にいえばそのおかげで途中参加の私でしたが、初対面の子どもたちが非常になついてくれました。

 

子どもたちは本当に元気で、しかも素直で、逆に私たちが癒された感じすらあります。子供の笑顔というのは、本当に素晴らしいものです。この社会の元気の源といってもいいのではないでしょうか。

 

集いの方は大きな問題もなく無事全日程を終了し、帰りのバスを見送りました。バスの窓からフリーザ!と叫んでくれたりすると、また会おうな!という気持ちが強くなります。この企画もこれっきりで終わるのではなく、また続けていくべきものだと思っています。

 

福島の子どもたちが、少しでも楽しんでくれていたら嬉しいです。

 

 

 

 

このバスに乗って福島へ帰ります。また会いましょう!
このバスに乗って福島へ帰ります。また会いましょう!
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2011年

8月

15日

竹取物語

全ブログからまた少し時間が経ってしまいました。

 

先週の土曜日に、ご門徒のご親戚の山へお邪魔し、来週末の少年会夏の合宿でやる流しそうめん用の竹を切ってまいりました。総勢8名で竹を切ってお寺まで運び、そして流しそうめんができるように加工しました。光輪会からも3名が参加いたしました。

 

昨年竹を取りに行った時も暑かったですが、今年もやはり暑い日になりました。熱中症が心配でしたが、誰一人倒れることなく、元気に帰ってこれました。そして来週末は楽しい流しそうめんができそうです。

 

少年会合宿自体は20日から始まり、流しそうめんは21日の午前9時ころからスタートします。ご興味のある方は、是非ご参加ください。(ただし、事前連絡をお願いいたします)

 

その日の夜は光輪会の納涼会でした。帰省している人がいたら、普段来れない人も来れるかなと思いこの日を設定しましたが、当日集まったのは、普段見る顔ばかりでした(笑)。でもこれはこれで楽しい納涼会となりました。こういうメンバーに支えられて光輪会が成り立っているのだなぁとあらためて思いました。

 

今回は宣伝不足もあったので、次回はもう少し積極的に皆様にお誘いしたいと思います。このブログを読んで下さっている青年の方がいらっしゃいましたら、是非ご参加ください。

 

よろしくお願いいたします。

 

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2011年

8月

12日

悲しいご縁

京都で国際研修団のお手伝いをしている時、悲しい知らせが私のところに届きました。妻絢子の祖父が、8月1日、91年の生涯を終えられ、お浄土へと往生されたのです。

 

私たちの結婚式にも来て下さったし、昨年は卒寿のお祝いで草津温泉へみんなで行きました。また今年のお正月の時も、嬉しそうに曾孫にあたる息子樹(たつき)を抱っこして下さいました。85歳まで現役でお仕事をされていたそうですが、非常に穏やかで優しい祖父でした。

 

妻の祖母よりお通夜とご葬儀の導師をやってほしいと頼まれており、悲しみの中、通夜と葬儀の導師を勤めさせていただきました。

 

 

今は仏さまとなられて、お浄土から私たちのためにお働き下さっています。

 

南無阿弥陀仏

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2011年

8月

11日

ここでまたブレイク

少年会で植えたお芋
少年会で植えたお芋

ちょっとここでまたブレイク。

 

5月の少年会で11月に掘るお芋を植えたのですが、その畑の様子をご門徒の方が写真に撮って見せてくださいました。見事な成長ですね。これも自然の恵み、そしてお世話をして下さる方々のおかげです。11月にはきっとおいしいお芋が掘れることでしょう。

 

少年会のみなさん、楽しみにしていてください!!!

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2011年

8月

11日

出遇い その2

南米開教区からの参加者および引率の先生
南米開教区からの参加者および引率の先生

さて、出遇いその2は海外からの青年たちです。

 

おかげさまで熱も下がったので林間学校の次の日から京都へ行き、海外から来る青年たちが行う研修のお手伝いをさせていただきました。

 

青少年国際研修団と言って、毎年(今回から隔年)アメリカ本土、カナダ、ハワイ、そして南米から青年たちがご本山へ研修及び交流にやって来るプログラムがあるのですが、私も通訳&お世話係のスタッフとして毎回よんで頂いております。

 

今年は、ハワイからの研修団が都合により時期をずらして来日した関係で、この期間でのプログラムは北米開教区(アメリカ本土)、カナダ開教区、そして南米開教区の3つの開教区から引率の先生方も含め25名が参加いたしました。私は特に南米からの参加者と一緒にいるのですが、今年は4名+引率1名と例年より少ない参加者でした。しかしその分その5名とはご縁がより深まったような気がします。

 

ご本山で仏教・真宗・親鸞聖人について学び、書院や飛雲閣をはじめ、御影堂の内陣の裏「後堂」も見学させていただきました。ここは一般には解放しておりませんし、私も出勤以外で入ることはありませんので、いろんな説明を聞き、非常に有り難いご縁でした。下の写真は常灯明といって、365日、24時間消えない灯火です。この灯火(法灯)は歴代宗主から受け継がれたもので、本願寺の全てのろうそくや輪灯はこの常灯明から分灯されます。

 

次の日はご門主様とのご面接の後、親鸞聖人のご旧跡参拝として、御誕生の地・日野誕生院からスタートし、比叡山、そして御往生の地・角坊、最後に大谷本廟へ行きました。ハードスケジュールながら、参加者たちはそれぞれに沢山写真を撮り、いろんなことを学んだようでした。角坊は何といっても私が2年間お世話になった中央仏教学院のすぐとなりです。親鸞聖人750回大遠忌事業として大規模な境内整備工事が行われてからは初めてでしたので、随分と変わりきれいになった境内に驚きました。

 

8月2日は平和学習として、立命館大学国際平和ミュージアムへ行ってまいりました。参加者たちは様々なことを学び、そして感じていました。私自身もまた、色々なことを考えさせられました。

 

かなり長くなってしまったので、ここで終了し、また続けたいと思います。

 

 

 

後堂にある常灯明
後堂にある常灯明
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2011年

8月

10日

ちょっとブレイク

御承知の通り昨日は長崎原爆投下の日でしたが、市長演説で福島原発の問題に触れ、こんな言葉を述べられました。

 

「自然への畏れを忘れていなかったか、人間の制御力を過信していなかったか、未来への責任から目をそらしていなかったか…、私たちはこれからどんな社会をつくろうとしているのか、根底から議論をし、選択をする時がきています。」

 

お聞きになった方も多いと思いますが、あらためてご紹介させていただきました。

(参考 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011080990132410.html )

 

原発による電気の恩恵に浴してきた私たちですが、そのツケが全て息子やその次の、そのまた次の世代へいってしまうことを考えた時、このままではいけないという結論が導き出されるような気がします。

 

出遇いシリーズの途中ですが、ちょっとしたブレイクでした。

 

それではまた出遇いシリーズ続きます。

 

 

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2011年

8月

10日

出遇い その1

7月27日付のブログをみていただくとわかりますが、怒涛のスケジュールの始まりは、南ブロックの林間学校、すなわち親鸞聖人750回大遠忌子どものつどいin本願寺の参加からでした。

 

これはスタッフとしての参加ですが、私自身もとても楽しみにしていたものです。全国から2000人の子どもたちが本願寺に集まり、様々な体験をする姿をこの目で見たかったのです。

 

しかし、、、息子が手足口病にかかっていたのですが、、、なんと私も妻も出発当日に39度以上の熱が出てしまい、、、ニュースにもなっているほど流行っている病気でもあり、今回の林間学校は欠席させていただくことになりました。。。引率という役目を果たせなかった申し訳なさと、自分自身への情けなさで、本当に恥ずかしく思いますが、幸い教覚寺からは小田君がサブリーダーで参加して下さっていたので、彼が私の分までみんなの面倒を見てくださいました。本当に感謝しています。

 

子どもたちも大きなけがや病気もなく、楽しんでくれたようで一安心です。きっと一生の思い出になったことでしょう。その瞬間を共有できなかったのが本当に残念です。

 

というわけで、最初の出遇いは手足口病でした。。。

しかし、大きな教訓をいただきました。ここ数年病気にかかった覚えがなく、自分の健康を過信していたような気がします。あらためて体調管理の重要性を痛感いたしました。

 

参加して下さった子どもたち、保護者の皆様、そして林間学校関係者の皆様、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。

 

 

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2011年

8月

09日

静岡に帰ってきました

前回のブログから随分と時間が経ってしまいました。

 

今日のお昼にようやく全ての用を済ませ、静岡へ戻ってきました。

 

いろんなことが起こり、とても一回のブログでは紹介しきれませんので、明日から「出遇い」というテーマで、少しずつ紹介していきたいと思います。

 

とりあえず帰って来たばかりなので荷物の片付けをし、早めに就寝したいと思います。

 

さすがに疲れました^_^;

 

 

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2011年

7月

27日

怒涛のスケジュール

本山では、一昨日から「親鸞聖人750回大遠忌~子どものつどいin本願寺」が開催されておりますが、教覚寺の子どもたちも明後日その行事に参加するために、明日の朝京都へ向かいます。南ブロック(神奈川・山梨・静岡)の林間学校として行きますので、初日は比叡山で南ブロック内の子どもたちと交流を深めます。

 

私自身は明日の京都行から怒涛のスケジュールが始まります。

28日~30日  子ども林間学校スタッフ (京都)

(引率の為、30日に一度帰静)

31日~8月2日 本願寺青少年国際研修団の通訳 (京都)

8月3日~5日  夏の子ども会in築地本願寺スタッフ  (東京)

8月6日~7日  全国真宗青年の集い(国際研修団通訳として参加) (京都)

 

待ったなしの11日間が始まります。体力的な心配はありますが、きっとこの怒涛のスケジュールの中で、沢山の出遇いや学びがあるのだと思います。一つ一つの学びを大切にしていきたいと思います。

 

それでは、行ってまいります。

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2011年

7月

24日

第4回お寺でYOGA

本日、ダーナイベント~第4回お寺でYOGA~が本堂にて行われました。

 

27名の申し込みをいただいておりましたが、3名が欠席となり24名(赤ちゃん・子供を入れると33名)が参加して下さいました。参加費の24000円は、東日本大震災の義捐金として送らせていただきます。

 

回を重ねるごとに、少しずつレベルも上がってきているような気がします。本当にあっという間に1時間半が過ぎてしまいます。

 

後藤先生、そして参加して下さった皆様、ありがとうございました。

今日の終わりに次回は9月4日とご案内してしまいましたが、間違えてしまいました。ごめんなさい。正確には9月3日(土曜日)の午後3時からです。お間違いのないようにお願いいたします。

 

また大勢のご参加、お待ちしております。

 

 

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2011年

7月

21日

潮見寺御住職

教覚寺と同じ静岡西組の潮見寺(静岡県湖西市)ご住職が一昨日ご往生されました。

 

今年の3月に親鸞聖人ウォークで潮見寺を訪ねましたが、下見の時から、勿論本番当日も懇切丁寧に地元の説明をしてくださったり、コースを一緒に回ったりして下さいました。大変お世話になり、ご住職の優しさに触れたご縁でありました。5月の降誕会の時も、湖西からわざわざ教覚寺へお越しくださり、一緒にお参りをし、一龍斎春水さんの講談を楽しんでいかれました。

 

急な知らせで、ご遺族の皆様のお気持ちを想像すると言葉が出ませんが、謹んで哀悼の意を表します。

 

南無阿弥陀仏

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2011年

7月

20日

なでしこJAPAN!&第2回アニメで日本語

今更ですが、サッカー女子日本代表がやってくれましたね!!!

私自身も中高時代サッカーをやっていました。やはりこういう感動的な試合、またエキサイティングな試合を見ると、無性にサッカーがしたくなります。しかし実際にやると2分で息切れしてしまいます(涙)

 

さて、昨日は富士市のブラジル人学校エスコーラフジで、第2回アニメで日本語が行われました。 詳しくは6月15日と28日のブログに書いてありますので、そちらをご覧いただくとして、昨日も静岡大学の矢崎先生がお見えになり、授業を見て行かれました。子供たちも大変喜んで、普段あまり日本語の授業に興味を示さない生徒も積極的に活動している姿を見ると、こちらも嬉しくなります。あらためてアニメの力を感じます。

 

サッカー女子代表も、アニメも、日本が誇る世界一ですね!

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2011年

7月

17日

盂蘭盆会法要

本日、盂蘭盆会法要が教覚寺においておつとまりになりました。

 

連日30度を超え、今日も本当に暑い中午前と午後で約350名の方が御参詣下さいました。この暑い中、そして3連休の中日というこの日に、わざわざお寺まで足を運んでくださった皆様に心より御礼申し上げます。光輪会のメンバーも、3人来て下さいました。

 

ご講師の花岡先生の心温まる御法話が印象的でした。

 

来週は第4回お寺でYOGAです。まだまだ参加者募集しております。よろしくお願いいたします。

 

 

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2011年

7月

14日

曾祖父

昨晩、仏教青年連盟(仏青連盟)の会議がありましたので、相良中学校の勤務の後、夕方より築地に行ってまいりました。来月ご本山にて行われる「2011全国真宗青年の集い」について、話し合われました。教覚寺光輪会からは、私を除いて5名が参加することになっています。気づけばもう1カ月をきっているのですね。楽しみです。

 

さて、今日は先々代住職釈乗心、私から言えば曾祖父の祥月命日です。昭和58年(1983年)のこの日、往生いたしました。28年も経つのですね。私は当時3歳でしたので葬儀等の記憶はありませんが、曾祖父の存在はよく覚えていますし、いつも南無阿弥陀仏と称えていたことも何となく覚えています。妹はほとんど記憶にないそうです(当時1歳だから仕方ないですね)。私と曾祖父の共同作業といえば、現在教覚寺境内にある親鸞聖人像の除幕です(これは記憶にはなく後に聞いた話です)。当時曾祖父が88歳、私が2歳で、足すと親鸞聖人のご往生の歳になるということもご門徒の方の当時の新聞投稿にあったと記憶しております(もちろん後に見たものです)。

 

~ 前(さき)に生れんものは後を導き、後に生れんひとは前を訪(とぶら)へ ~

 

南無阿弥陀仏

 

 

 

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2011年

7月

13日

少年会 

空気砲を協力して作る子供たち
空気砲を協力して作る子供たち

随分と時間が経ってしまいましたが、10日の日曜日は少年会の例会でした。

 

とても暑い中、16人の子供たちとその保護者が集まって下さいました。一部のおつとめ、そして歌の練習の後、みんなで空気砲を作りました。段ボールを密封して穴をあけるだけのシンプルなものですが、その威力には子供たちも喜んでいました。

 

今回は上級生と下級生が一緒のグループになって作業に取り組んだので、上級生が積極的に小さい子供たちの手伝いをしていたように思います。仏の子ども同士(私たちもそうですね)仲良く、また助け合いながら楽しい時間を過ごしてもらいたいと思っています。

 

来月はいよいよ夏休みの合宿です。一人でも多くの子どもたちに参加してもらいたいと思います。花火や、お楽しみゲーム、そして2日目は流しそうめんも予定しています。お楽しみに!!!

 

 

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2011年

7月

09日

サンバ

富士キャンプのフェスティバル
富士キャンプのフェスティバル

御殿場にある富士キャンプに行ってきました。

 

地元の人たちを招待するフェスティバルのようで、私たちサンバグループはそのエンターテイナーとしてよばれたのです。駐車場に入る時から免許証を提示し、車を調べられ、外に出てボディーチェック(金属探知機)も受け、指示や会話は英語と、完全にアメリカ本国へ入り込んだ感じです。

 

フェスティバルは毎年恒例で、非常に盛り上がっていました。私たちも2回のショーを行い、無事任務を終えました。

 

写真にはテントが写っていますが、人が一杯でとても入れず、ずっと外にいたのでかなり日焼けをしてしまいました。肘から手にかけてと顔が真っ赤です(笑)

 

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2011年

7月

07日

七夕

今日は七夕の日です。また7月7日は、教覚寺の開基(初代住職)光信房の祥月命日であり、第9代住職乗念の祥月命日でもあります。

 

七夕のお話は、地域によっても色々とあるようですが、ひこぼしとおりひめが天の川の東西に引き離され、一年に一度だけ会うことが許される日、それが7月7日の七夕の日であるということは大体共通しています。

 

私の勤めるブラジル人学校で毎年七夕の説明をしたり、紙芝居を見せたり、年によっては子供たちが実際に七夕の劇をやってみたり、いろんなことをやってきておりますが、もう5年以上たつので、そろそろ七夕のお話も頭に入ってきただろうと思い、自分の言葉で七夕のストーリーを説明するという活動を一昨日の授業でやってみました。そうは言っても普段ポルトガル語で話し、ポルトガル語で授業を受けている彼らにとっては非常に難しいことであります。そのことは十分承知の上でやってもらいました。

 

ところがいざ聞いてみると、私たち教員が驚いてしまうほど素晴らしい説明だったのです。もちろん多少の文法の間違い等はありますが、七夕の概要をちゃんと理解し、自分の言葉で一生懸命伝えようとする生徒たちを見て、感動いたしました。いつのまにこんなに日本語が上手になったのだろうと、毎週日本語を教えている私がびっくりしてしまい、彼らが頼もしく見えました。

 

嬉しい出来事でした。

 

 

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2011年

7月

04日

7月

早いもので、もう2011年は後半に突入しました。

 

この2011年前半は、日本の歴史において間違いなく一つの分岐点となりました。言うまでもなく東日本大震災であり、そしてそれに伴う原発問題です。

 

あと1週間で4カ月となりますが、未だに苦しい避難所生活をされている方もたくさんいらっしゃいますし、何より未だに御遺体が見つからず、行方不明の家族を探し続けていらっしゃる方々も大勢いらっしゃる現実を聞かされる時、この震災のもたらした被害の大きさに驚かされると同時に、あらためて長期的な支援の必要性を痛感いたします。

 

そして原発問題ですが御門主様のお言葉通り、限りない私たちの欲望と、限りある私たちの知恵であるということが、見せつけられる出来事です。本当に子供たちに残していかなければならないものは、もっと他にあるはずです。

 

考え続けていかなければならない私たちの課題です。

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2011年

6月

30日

全国布教使大会

昨日より、布教使の全国大会が御門主様御臨席のもとご本山西本願寺にて開催され、参加してまいりました。

 

全国から布教使が一堂に会すので、ものすごい人数になります。結局最後まで会えなかった知人も多くいますが、非常に充実した研修会でした。1日目はパネルディスカッションで、現代の布教の問題点や課題が浮き彫りになり、2日目は駒澤勝先生の記念講演であらためて阿弥陀様のぬくもりに出遇わせていただきました。駒澤先生は小児科医でおられ、「医と私と阿弥陀さま」という講題でお話し下さいました。阿弥陀さまの「そのまま」の救いが、先生の言葉を通して伝わってまいりました。

 

閉会後、龍谷ミュージアムに寄って帰ってまいりました。

 

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2011年

6月

28日

第1回アニメで日本語

ワンピース
ワンピース

今日は富士市内のブラジル人学校「エスコーラフジ」の勤務日で、先日ブログにも書きましたが(6月15日参照)、静大の矢崎先生の提唱する「アニメを使った日本語」の授業をさせていただきました。

 

この教授法を確立された先生御本人の前で、しかもビデオを撮られながらの授業は最初些か緊張しましたが、子供たちも大変盛り上がり、初回にしてはまあまあの出来だったかと思います。もちろん、それはいつも一緒に日本語を教えてくださる2人の先生と、そして子供たちのおかげです。

 

それにしましてもワンピースというアニメを見たのですが、アニメの力に驚かされました。普段は授業中でも歩きまわったり遊んだりする子達ですら、一回も席を立つことなく、また遊ぶわけでもなく、集中してアニメを見てそしてその後の活動にも積極的に参加していました。

 

そして何よりもうれしかったのは、普段の日本語の授業では全くと言っていいほどやる気が感じられなかった生徒が、生き生きした目で授業に取り組んでいたことです。この授業がきっかけとなり、普段の授業にも良い影響が出ればいいなと思います。

 

余談ですが、各学年に同じアニメを見せるので、今日だけで3回、準備も含めると5回以上ワンピースの第1話を見たことになります。少なくとも第1話に関してはかなりの物知りになった気分です(笑)

 

このアニメの授業は月1回のペースで進みます。次回は7月。また準備をがんばります。

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2011年

6月

25日

第3回お寺でYOGA

本日は第3回お寺でYOGA、そしてその後光輪会の例会が行われました。

 

今回は、26名(赤ちゃん・子供を含めると34名)の方々が参加して下さいました。参加費26000円は義捐金として送らせていただきます。

 

このお寺でYOGAに参加するまでは、YOGAというのは柔軟体操をもっと複雑にしたものという漠然としたイメージを持っておりましたが、いざやってみると、体操というよりはもっと精神的なもので、体を・血流を・手の温かさを「感じていく」ものなんだなぁと、「感じて」おります。

 

先生には本当に頭が上がりませんが、これからもYOGAを続けさせていただきます。先日、NHKの番組で今何を一番望むのかと現地の被災者が聞かれたときに、「私たちのことを忘れないでほしい、ずっと目を向け続けてほしい」とおっしゃっていたのが頭に残っています。短期集中的な支援も必要ですが、長期的な支援はもっと大切です。このダーナイベントが、その私たちの意識を東北の被災地に向け続ける一つのきっかけになればと思います。

 

夜は光輪会の例会。5名と少なめでしたが、これからのことも話ができ、大いに盛り上がりました。

 

第4回お寺でYOGAは7月24日(日)午後3時からとなりました。是非多くの方に参加していただきたいと思います。

 

 

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2011年

6月

23日

また築地

昨日も築地に行ってまいりました。

 

午前中は牧之原市立相良中学校の勤務、その足で静岡市国際交流協会のテレビ収録に行き、いったん家に帰り荷物を置いて東京へ行きました。

 

夕刻より東京教区仏教青年連盟の委員会ならびに総会でした。名ばかりでお恥ずかしいのですが、私は当連盟の副委員長を仰せつかっています。今年は言うまでもなく親鸞聖人750回大遠忌法要の年です。仏青連盟としても、当然その大会が今年の一番の行事になります。青年向けの法要が8月7日、それに先立って6日から全国真宗青年の集いが開催されます。本山では東京教区で50人の参加者を見込んでいるようで、これはなかなか大きなハードルをいただいたことになります。

 

この教覚寺も東京教区ですので、参加者が多ければ多いほどその目標に近づくことになりますが、ノルマとか目標人数とかそんなことは全く関係なく、ただただ純粋に50年に一度のこの御勝縁に一人でも多くの若者に出遇っていただきたいなぁというのが本音です。昨日の会議で、参加費並びに宿泊費は教区仏青連盟で助成することが決まりました。実質交通費のみで1泊2日のプログラムに参加できます。交通費に関しても、光輪会で少しは助成したいと考えています。金額的にはそこまで負担にならないように各方面で動いておりますので、是非ご参加ください。

 

興味をもたれた方は、駆け込み寺メールの方へその旨をお知らせください。追って詳細をお送りいたします。よろしくお願いします。

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2011年

6月

21日

築地

今日は富士市のブラジル人学校・エスコーラフジの勤務でしたが、昨日は築地本願寺へ行ってまいりました。

 

少年連盟の臨時会議だったのですが、東北地方の被災された子供たちのために何か出来ることをさせていただこうと前回の会議で方向性が決まったのを受けて、今回は実際に被災された福島県のご住職にもご臨席いただき、更に具体的な話し合いが行われました。

 

かなり内容の濃い会議になり、あっという間に時間が過ぎていきました。少年連盟の委員長をはじめ委員の皆様の意気込みがひしひしと伝わってきた会議でした。私も微力ながら、精一杯この取り組みに関わってまいりたいと思います。

 

 

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2011年

6月

20日

華葩作り

昨日19日、教覚寺少年会の例会が行われ、16人の子供たち、そして保護者の方々が集まって下さいました。

 

今回は父の日と重なっていたこともあり、先月の母の日も合わせて、日ごろの感謝の気持ちを込めて華葩(けは)をみんなで作りました。華葩というのは、法要の時に僧侶が散華といって花びらを撒くような作法があるのですが、その時に使うものです。その華葩は聖典のしおりのような使い方も出来ますので、そこに絵やメッセージをかいてお父さんやお母さんにプレゼントしようと、子供たちも一生懸命作業に取り組んでいました。出来上がった華葩をラミネーターで長く使えるように加工し、かわいらしい華葩が完成しました。

 

その後、婦人会の皆様が朝早くから来て作って下さったアイスどら焼きをいただき、楽しい例会は終了しました。

 

教覚寺少年会の歴史は古く、始まりは大正4年までさかのぼります。100年近い歴史を今我々が引き継いでいますが、時代にあった子供会の在り方を今後も模索していきたいと思います。そして子供の声が絶えないお寺であるよう、これからも努力してまいります。

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2011年

6月

18日

尊いご縁

本日、普段のご法事とは少し違ったご縁をいただきました。

 

ご門徒の大村さんの長女美郷さんが、この度国際協力機構(JICA)からエジプトへ派遣されることとなり、出国前に家族そろってお参りくださいました。「エジプト派遣奉告法要」として、一緒にお勤めさせていただきました。

 

私も何回も海外に行かせていただきましたが、決まって聞かれることは自分の宗教についてです。日本人は無宗教と名乗る人が大勢いますが、本当に無宗教と言えるのでしょうか。この日本の文化の中に、また私たちの日常生活の中にどれだけ仏教の教えや考え方が染み込んでいるだろうか、いくつかの言葉を選び、お話しさせていただきました。堂々と仏教徒と名乗っていただきたく、また名乗った以上はちゃんと概要は説明できるようにと、仏教の基本的なところもお話しさせていただきました。

 

大村さんは、先日もお父様の生誕百周年にお寺へ皆様でお参りくださいました。このように節目節目でしっかりと阿弥陀様にご奉告される熱心なご門徒であり、また私はそういう姿から色々なことを教えていただいております。

 

僧侶はご門徒に育てられると言われますが、ご門徒の方々と日々接する中で、本当にそうだなぁと感じています。

 

それにしましても、嬉しいご縁でありました。

美郷さん、気をつけて行ってらっしゃいませ。体験話を今から楽しみにしています。帰国の際には是非「帰国奉告法要」を一緒にお勤めしましょう。

 

 

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2011年

6月

15日

アニメで日本語

今日は牧之原市立相良中学校での勤務を終えた後、静岡大学の矢崎先生との打ち合わせがありました。

 

矢崎先生はアニメを素材とした日本語学習活動『アニメで日本語』を提唱され、世界に広めていらっしゃいますが、この度私がこの学習方法で授業をすることになったのです。富士市のブラジル人学校「エスコーラフジ」で毎月一回行います。

 

この学習方法の素晴らしい点は、子供たちの学習意欲が湧くのは言うまでもありませんが、非常に発展性があるところです。いわゆる以前からあった、あるシーンを見せて、そこでキャラクターが言っている言葉をキーセンテンスに文法や語彙を学ぶというような一方的かつ限定的なアニメの使い方ではなく、そのアニメのストーリーを把握したうえで、自由に活動を展開することができるのが特徴です。子供の想像力やグループ内でのコミュニケーション能力、もちろん日本語の語彙力や文法力など、いろんな力が伸びる可能性を持った学習方法だと思います。

 

6月28日が第1回目ということで、先生と打ち合わせをさせていただきました。エスコーラフジでは基本的に私が前に立ってやらせていただくのですが、矢崎先生が授業をされるときは、非常に小道具にも凝るようで、いろんな小道具を貸して下さいました。子供たちの喜ぶ姿が今から想像できます。

 

あとは私が楽しく、また実りある授業を進めていくだけです。

残りの2週間で準備をしっかりとし、授業に臨みたいと思います。

 

 

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2011年

6月

12日

出講

浄明寺本堂
浄明寺本堂

昨日、千葉県船橋市にある浄明寺様でお話しさせていただきました。

 

静岡駅に着くと、降雨量が多く新幹線がとまっているとのこと。いきなりのアクシデントに焦りましたが、30分弱の遅れで運転再開しましたので、何とか時間に間に合うことができました。

 

浄明寺様は現在のご住職が一代で、何一つないところからこのような立派な本堂を建てるまでに至ったのことでした。当時は今のように都市開教の制度があるわけでもなく、本当にご苦労されたことと存じます。

 

昨日の常例でも本堂に一杯のご門徒の方々がお参りに来られていました。皆様が笑顔で法話を聞いてくださり、温かい雰囲気の中あっという間に1時間半のいただいた時間が過ぎていきました。こうして私たち布教使も育てられていくんだなぁとあらためて実感いたしました。途中地震が起こり、少し中断もありましたが、無事話し終えることができました。

 

それにしましても、車のないお年寄りの為にマイクロバスを用意したり、本当にご門徒の皆様のことを第一に考える素敵なお寺様でした。常例の後の茶話会ではご門徒の方が、「このお寺の門徒はみんな住職の人柄に惹かれて来たんだよ」とおっしゃっていたことが印象的でした。こうしていろんなお寺様へ行くと、勉強させられることが沢山あります。

 

浄明寺のご住職をはじめ寺族の皆様、そしてご門徒の皆様、ありがとうございました。今後とも、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

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2011年

6月

10日

京都

昨日京都のご本山において、少年教化指導者の集いが行われました。

 

まずは750回大遠忌法要に参拝。私は初めてこの法要に参拝させていただきました。厳かな雰囲気の中、新門様御導師のもと法要は進みました。法要後に新門様とご門主様からお言葉がありましたが、お二人とも東日本大震災のことに触れられました。「原発の事故に直面する時、人間の知恵は限りがあり、そして欲望は限りがないということをまざまざと見せつけられます。子供たちに本当に残していかなければならないものは何なのか、あらためて考えさせられます」というお言葉が特に印象に残っています。

 

そしてその後会場を移して、夜回り先生として有名な水谷修先生の特別講演がありました。1時間半、最初から最後まで圧倒されるようなお話でした。非常に心に響くものがありました。先生はこんな質問から始められました。

「今日一回でも美しい花に目をとめた人、手を挙げてください」

ハッとさせられました。そんなに自分の中に余裕がないのか。情けなく思いました。先生は、15分で10分でも早く起きて本当に美しいものを子供たちに見せてあげてください、とおっしゃいました。

 

全国各地から少年強化指導者が集まりましたので、懐かしい同級生などにも沢山会えました。

 

大遠忌法要参拝、水谷先生の講演、そして仲間との再会と、非常に充実した一日を過ごさせていただきました。

 

明日は千葉県のお寺に出講してまいります。今週は西に東に移動の多い一週間です。

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2011年

6月

06日

見てきました!!

ついに行ってきました!!!

 

この副住職ブログでも度々宣伝してきた「手塚治虫のブッダ」に、今日行ってまいりました。

 

原作を読み返して予習ばっちりで見に行ったわけですが、それが功を奏したかもしれません。予告映像では原作と大分違うなぁという印象だったのですが、実際映画を見てみると、やはり多少は変わっていましたがほとんど原作通りに進んでいたように思います。おかげでストーリーは何の疑問もなく理解していくことができました。

 

まだ見ていない方も沢山いらっしゃるでしょうからここでは内容には触れませんが、私個人的にはすごくよかったです。やはり実際に動き声が入り、そして壮大なBGMもつくと、それだけで私自身が入りこんでしまった気がします。

 

今回の映画は3部作の第1章です。原作ではようやく第1巻が終わったところです。これからいよいよシッダールタ王子のブッダへの道のりが始まりますが、今から第2章公開が楽しみです。いつになるのでしょうか。情報が入り次第またこのブログでもお知らせいたします。

 

くどいようですが、私は東映関係者ではありません。。。。(笑)

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2011年

6月

01日

スーパークールビズ

早くも6月に入った。

例年のクールビズから今年は節電対策でスーパークールビズとなっているが、その初日はスーパークールビズ政策をあざ笑うかのような寒い一日となった。

 

このスーパークールビズだが、少し疑問に思うところもある。ノー上着・ノーネクタイはクールビズも一緒で理解できるのだが、スーパーがついたことによってアロハシャツでの出勤や、職場では無地のTシャツ・サンダル等も認められると、文字通りほぼ何でもよくなったのである。しかしまだこれらは確かに涼しくはなるので無理矢理理解しようと思えば何とか可能であるが、環境省は更に破れていないジーンズでの出勤も認めているという。ここまでくると完全に理解不能。ジーンズってめちゃくちゃ暑いじゃん!!!と思ってしまうのは私だけだろうか。夏用のスラックスの方がよっぽど涼しいと思うのだが。。。

 

私も学校勤務でクールビズにはしているが、まさかアロハシャツ・ジーンズでは出勤できない(笑)。言うまでもないが、僧侶の法衣にもスーパークールビズなどあるわけがない。。普段の夏用衣体で頑張ります。。。

 

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2011年

5月

28日

第2回お寺でYOGA

本日第2回お寺でYOGAが予定通り開催された。

 

定員25名のところ、一人急遽来れなくなってしまったので24名が参加して下さった(赤ちゃんを入れると合計32名)。参加費24000円は義捐金として送らせていただく。

 

前回同様あっという間に1時間半が過ぎてしまった感じである。個人的にはバランス感覚が重要な木のポーズ(片足立ちで、合掌しながら手を上げたり下げたり)でかなりバランスを崩し、隣の人のところまで流れてしまったのが恥ずかしくて印象に残っているが、本当に楽しくやらせていただいた。

 

もう何度も書いているが、このイベントの一番の趣旨は東日本大震災の被災地へずっと想いを向けていくということである。先生のご理解もいただいて、参加費は全て義捐金・支援金として送らせていただき、そしてこのイベントは長期的なスパンで行っていこうと思っている。早速第3回は来月25日(土)の夕方4時からと決定したので、是非また多くの皆様方にご参加いただきたい。

 

本日お越しくださった方々、そして後藤先生、本当にありがとうございました。

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2011年

5月

27日

2011全国真宗青年の集い

ようやく「2011全国真宗青年の集い」の詳細が届いた。

 

日時は年間予定にも書いたとおり8月6日と7日(土、日)で、色々な企画が用意されている。その一つには巨大念珠づくりがあり、ギネス記録も視野に入れているようである。また、ゲストにはDJの沖野修也さん、タップダンサーの火口秀幸さん等、各方面の第一線でご活躍の方々が来て下さるそうだ。もちろん、7日には青年対象の親鸞聖人750回大遠忌法要に参拝する。

 

パンフレットには次のように書かれてある。

親鸞聖人750回大遠忌法要にあたり、「世のなか 安穏なれ」と願われた親鸞聖人のおこころを受けとめ、テーマを「安穏」といたしました。この記念大会では、私たちが心豊かに生きることのできる世の中、平和な世界を築くため、多くのいのちに支えられている「私」を今一度見つめてみましょう。そして、その「私」のこころが、言葉が、笑顔が、仲間とつながり合い、大きな広がりになることを願います。共に響き合う安穏なる世界に、皆様と一緒に触れてみましょう。

 

是非多くの仲間とともに、この集いに参加したい。参加希望者は駆け込み寺メールにてご連絡いただきたい。追って詳細をご連絡させていただく。

 

 

大会HP

http://yba.hongwanji.or.jp/taikai2011/

 

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2011年

5月

26日

またまた「ブッダ」

銀座にある東映会館
銀座にある東映会館

一昨日、ブラジル人学校を3時間目で切り上げ東京築地本願寺へ行ってきた。

 

少年連盟の委員をさせていただいているのだが、その日は少年連盟として被災地の子供たちにどう関わっていけるかという話し合いだった。いろんな議論の末に一つの方向性が定まり、あとはそれに向けて動いていくだけとなった。また具体的になったらこのブログでも紹介させていただく。

 

その築地へ行くのに有楽町駅で降りるのだが、銀座の東映会館にはド派手に「手塚治虫のブッダ」が宣伝されていた。最近はTVコマーシャルでも頻繁に流れているし、いよいよ公開が迫ってきたという感じを受ける。

 

そしてその公開日は第2回お寺でYOGAの日である。今現在23名のお申し込みをいただいている。あと若干名余裕があるので是非ご参加いただきたい。今回も参加費の全額は義捐金、もしくは支援金として被災地へ送らせていただく。なお、その時に「ブッダ」の特別鑑賞券を販売する予定である。通常1800円が1000円で鑑賞できる大変お得なチケットなので是非是非。

 

何かここまで「ブッダ」の宣伝をしチケットまで販売しているとなると、自分でも東映関係者のような気がしてくる(笑)。もちろん違うし、東映から何一つもらえるわけでもない(笑)

 

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2011年

5月

22日

降誕会

昨日、教覚寺にて降誕会がつとまった。

 

一龍斎春水師匠の講談は話と映像のコラボレーションだったのだが、当日突然映像の係を任され、ぶっつけ本番で臨んだ。話の合間合間に映像が盛り込まれるといった感じなので、台本を追いながら映像の箇所に近づくと映像の準備をし、映像が終われば消しの繰り返しであったため、講談を楽しむというよりは自分の任された作業にいっぱいいっぱいだった感じもする。一回チャプター送りと早送りを間違えてクリックしてしまい、映像が乱れてしまった。深く反省。。。。

 

それにしても、布教使としてプロの講談師の話は非常に学ぶことが多い。聴き手を惹きつける話し方、間、声の強弱、表情、全てが学ぶべき点である。

 

降誕会の後は、広間にて九州県人会。九州出身の方が20名以上お集まりになり、和やかな時間を共に過ごさせていただいた。九州にまた行きたいなぁと、思わされたひと時だった。

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2011年

5月

20日

明日は降誕会

明日は親鸞聖人の御誕生日。教覚寺でも午後1時半より降誕会(親鸞聖人御誕生法要)がつとまる。

 

ご講師は一龍斎春水さん。春水さんはもともと麻上洋子という名前の声優で、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999、シティハンターなどで活躍された方である。現在は講談師としてこの教覚寺にもすでに2回来て下さっており、今回は3回目のご縁である。今回は親鸞聖人の奥様・恵信尼さまをテーマにした講談をされるということで、とても楽しみである。

 

是非皆様もご参拝ください。

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2011年

5月

19日

BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~

BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~
BUDDHA~赤い砂漠よ!美しく~

4月21日付のブログにて手塚治虫のブッダ映画化について触れたが、いよいよ公開が来週に迫ってきたので、もう一度書いてみたい。

 

私自身昔このブッダという漫画を読んだが、ほとんど忘れてしまっていたので、これを機会にもう一度最初から最後まで読んでみた。あらためて手塚治虫氏のすごさを実感した。

 

手塚治虫氏が描くブッダ(お釈迦様)は、一人の人間という印象が強い。宗教的な漫画だと、お釈迦様は文字通りブッダ(真理に目覚めたもの)として、神聖な感じで描かれることが多いが、手塚治虫氏の漫画ではかなり人間関係による感情移入など、人間らしい面が強調されているようにも思う。しかしお釈迦さまがお説き下さった真理、すなわち全てのものはつながっている・関わりあっているという縁起の法こそがこの物語の一貫したテーマであるように感じた。

 

映画は全部で3部作ということで、今回公開されるのはその第一部だそうなので、ストーリーもどこまで進んでいくのかはっきりとは分からない。公式HPのあらすじを見てみると少し原作とも違うようだが、いずれにしても楽しみである。前回も書いたが、この映画に私の好きなX-JAPANが主題歌で花を添えてくれる。

 

静岡ミラノ、またMOVIX清水で5月28日公開予定である。チケットは一般1800円だが、一枚1000円という特別鑑賞券が教覚寺に届いているので、もし見に行くようであれば駆け込み寺メールにご連絡いただきたい。

 

その公開予定日はお寺でYOGAの日でもある。今回も大勢の方に来ていただけたら幸甚である。

 

 

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2011年

5月

16日

少年会

お芋を植える子供たち
お芋を植える子供たち

昨日は教覚寺少年会の例会日。

 

教覚寺では毎月少年会といって主に小学生の子供たちを集めて例会を行っている。この少年会の歴史は古く、大正4年(1915年)からずっと続いてきている。

 

昨日は、秋の遠足で掘る予定のお芋を子供たちの手で植えてもらおうと、畑までみんなで行ってきた。晴天にも恵まれ、子供たちもはしゃいでいた。

 

この畑は教覚寺の門信徒の方がお世話をしている畑で、子供たちのためにと少年会用にスペースを空けてくださり、昨日も丁寧に説明して下さった。本当に頭の下がる思いである。

 

こうして門信徒の皆様に支えられ100年近くも子供たちの声がお寺に響き渡ってきたのかと思うと、その会を引き継いだ責任をあらためて感じる。

 

 

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2011年

5月

15日

出講

清流寺
清流寺

昨日は東京の恵比寿駅からすぐのところにある本願寺派清流寺様の常例布教にお邪魔してきた。

 

このように常例布教の講師としておよびいただくのはまだまだ不慣れなので、とても緊張しながら清流寺様の門をくぐった。

 

しかしながら御住職をはじめ門信徒の皆様もとても気さくな方たちで、すごく話しやすく、いただいた60分があっという間に過ぎた感じがした。こうして布教使としてのお育てをいただいていくのだろう。

 

 

尊いご縁を結んでいただいたこと、心より感謝いたします。

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2011年

5月

08日

ゴールデンウィーク終了

最大で10日間というゴールデンウィークが終了する。(もちろん10日間もとれる人は少数派だと思うが。。)

 

今年は震災の影響で、毎年5月4日に開催される静岡サンバカーニヴァルが延期になったが、ちょうど同日焼津で震災復興チャリティーサンバライブという催しがあり、我々のグループはそこで演奏することになった。

 

カーニヴァルではないので、パレードするわけではないが、ステージの上で30分のショーを2回行った。私は歌を任されているが、やはり大きな声を出して歌うというのは気持ちがいいものである。サンバの楽器は音がものすごく大きいので、必然的に声も大きくなってしまう。本業に支障をきたさないよう喉には気をつけているつもりではあるが、声は大切にしたい。

 

 

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2011年

5月

05日

端午の節句

また前回のブログから時間が経ってしまった。

 

今日は5月5日、端午の節句である。家族の都合でお祝いは2日に既に行った。3月4日付のブログで、すくすくと育ってくれている息子、そしてそれを可能にして下さっているすべての「おかげさま」に感謝しながらお祝いしたいと書いたが、文字通り「おかげさま」で、無事端午の節句を迎えることができた。

 

ご門徒の皆様にも大変可愛がっていただいており、本当に有り難い環境にいるなぁとつくづく感じると同時に、私自身もこうして沢山の人から愛情を受け、育てていただいたんだなぁとあらためて気付かされる。

 

 

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2011年

4月

29日

第2回ダーナイベント~お寺でYOGA~

第1回お寺でYOGAより
第1回お寺でYOGAより

第2回ダーナイベント~お寺でYOGA~があと1ヶ月となったので、あらためてご案内させていただきたい。

 

これは東日本大震災への支援の集いで、ご講師のご理解・ご賛同をいただき、参加費1000円は全額そのまま義援金として送らせていただくものである。もちろん、義援金を集めるのも大きな目的であるが、定期的に行うことによって、私たちの気持ちや想いもずっと東北に向け続けていきたいという願いのもと企画されたイベントである。

 

前回の第1回は定員の25名を超える29名が参加して下さり、大いに盛り上がった。お寺の本堂という独特の雰囲気の中でやるYOGAというのもなかなか好評であった。

 

第2回は5月28日(土)の午後4時からを予定している。まだ受け付けは始まったばかりなので余裕はあるが、なるべく早めにお申し込みをいただきたい。駆け込み寺メールより、参加者名(全員分)をご連絡いただければそれで申し込み終了となる。

 

一人でも多くのご参加を心よりお待ちしています。 

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2011年

4月

27日

TV収録

今日、ポルトガル語のテレビ収録が行われた。

 

これは静岡市国際交流協会が主催し、5ヵ国語(日本語を含めると6ヵ国語)でニュースを流すものである。ローカルのテレビ局で毎日放映されているようだ。

 

私は2006年に京都から静岡に帰ってきたときから、この外国語ニュースのプロジェクトには参加させていただいている。気づけばもう6年目に突入した。最初はテレビではなくラジオで、FM-HIのスタジオで録音していた。もともとラジオで始まったプロジェクトである。主に東海地震に備えてというワンポイントアドバイスと、静岡市のイベント等の案内を話しているが、始めた当時はゲスト等も呼んだりしてインタビューのようなものも流していた。放送時間が短縮されたこともあり、途中からはゲストも呼ばなくなり録音場所もスタジオから国際交流協会内に変更になったりしたが、それでもずっとラジオは続いてきた。そして一昨年あたりからラジオと並行してテレビでも流すようになり、毎回ラジオを録音した後テレビ収録にのぞんでいた。先月の年度末をもってラジオは終了し、現在はテレビ収録だけやっているのである。

 

ネイティブでもない私がポルトガル語のニュース番組をやっていること自体おこがましいのだが、何故かずっとやらせていただいている上、今ではポルトガル語スタッフの中でも一番の古株になってしまった。スタッフも今までにいろいろ変わってきたが、その都度いい出遇いをさせていただいており、これはずっと収録ボランティアを続けてきたご褒美のようなものだなあと有り難く思っている。

 

力不足ながら、出来る限りお手伝いさせていただきたいと思っている。

 

 

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2011年

4月

21日

手塚治虫氏のブッダ

手塚治虫氏の最高傑作とも言われる『ブッダ』が、ついに映画化され来月公開となった。参照↓

http://wwws.warnerbros.co.jp/buddha/

静岡でも七間町の静岡ミラノ、そしてエスパルスドリームプラザ内のMOVIX清水で上映される模様。さらに感動するのは主題歌がなんと私の大好きなX JAPANの曲なのだ。光輪会みんなで見に行けたら是非行きたいと思っている。

 

大好評に終わった親鸞展もそうであったし、若者に圧倒的な人気を誇る井上雄彦氏の親鸞聖人屏風(3月28日ブログ参照)も、そしてこのブッダの映画化も、やはりこの混迷の時代に仏教が何かを求められている気がしてならない。人々はこの諸行無常の世界に何かしらの不安を覚え、2500年以上ずっと伝えられてきた仏教に新たなすくいを求めているのではないか。光は光自身は全く変わらないのに、周りが暗ければ暗いほどその輝きは増して見えるものである。

 

混迷の時代だからこそ、光(仏法)が必要である。その光をお取り次ぎさせていただく身として、自らの責任の重さと、一層の努力の必要性を痛感する。

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2011年

4月

18日

結婚式

前回のブログから少し時間が経った。

 

この週末は妻の親友の結婚式に親子3人で招待され、東京日本橋にあるマンダリンオリエンタルホテルへ行ってきた。なんとこのホテルは、世界で最も権威あるホテルランキングの一つとされる米国の金融専門誌『インスティテューショナル・インベスター』誌が毎年行う「世界のベストホテル(The World’s Best Hotels)」において、2010年栄えある1位に輝いたホテルだそうだ。そのホテルへ親子3人で客として入れるなんて、この先二度とないかもしれないと思いながら、あちらこちらを食い入るように見る(笑)。

 

最高級のホテルにもただただ圧倒されるが、やはりメインの結婚式がとても印象的だった。新郎新婦の結婚を出席者みんなが祝福し、また新夫婦の幸せを願う光景は、何回見ても暖かい気持ちにさせてくれる。そして自分たちの結婚式も思いだし、初心に帰らせてくれる。

 

息子が途中からぐずり始めたので、新婦のご両親への手紙等の最後の感動的なシーンは、泣き声が入らないよう事前に外へ出ており、披露宴終了まで私は見ることができなかったが、新郎新婦ならびに御両親が会場から出てこられた時の涙が全てを語っているようにも見えた。

 

幸せなひと時を過ごさせていただいた。

 

新郎新婦、おめでとうございます。そしてご招待ありがとうございました。ところで新郎新婦はこのブログ見てくれているのかな(笑)

 

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2011年

4月

14日

プロ野球開幕

一昨日の12日から延期されていたプロ野球が開幕した。それに合わせて各監督のコメントが各メディアを通して報道されるが、ドラゴンズファンの私は当然落合監督の発言が気になるのである。

 

震災について落合監督は「野球界に何ができるのか。大したことはできないでしょう。」としながら「我々は命を与えられて、生きて、この仕事をしている。元気なものがもっとより元気になってその輪を広げていくしかない。」とコメントしている。

 

被災者の悲しみ・苦しみを我々が救うなどというのはおこがましいが、しかしその無力感から何もしないのではなく、今すべきことを各個人が精一杯する。そのことが大切だと落合監督はおっしゃっているように思う。絶望の中必死に生きている被災者に対して、簡単に希望を与えるとか勇気を与えるとかそういうことは言わず、大したことはできないという発言は東北出身である落合監督ならではのコメント(想い)で、いろいろと考えさせられる。大したことは出来ない中で、必死にもがいていきたい。

 

ペナントレースについてはいきなりのサヨナラ負けスタートとなったドラゴンズであるが、昨年も敗戦スタートながら優勝したので、今年も期待しよう。

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2011年

4月

11日

一ヶ月

今日で東日本大震災からちょうど一ヶ月。

 

その日にもマグニチュード7クラス、震度6弱の余震が起こっている。被災者の不安は想像を絶するものだろう。それに加えて行方不明者も多数おられる。つまり家族にまだ会うことすらできない方々が大勢いらっしゃるということだ。新聞でもわらにもすがる思いで娘を探すご家族や3ヶ月の赤ちゃんを探すご両親についての記事が載っていたが、あらためてこの震災の大きさ、悲惨さを痛感する。

 

現在日本をはじめ世界中で被災地へ向けた活動がされているが、ふと昔よく読んだドラゴンボールの孫悟空の必殺技、元気玉を思い出す。世界中の人たち一人ひとりからちょっとの元気(パワー)を分けてもらって(それも強制的に奪うのではなく協力する人が手を上げるとパワーが少し吸い取られる)、それを合わせたらとんでもないパワーになって敵をやっつけるという技であるが、その技もみんなが協力してくれるからこそ必殺技になりうるのであり、そしてみんなが協力してくれたときのパワーは半端ない。

 

著名人が異口同音に言っていることでもあるが、自分にできることはとても小さなことだけれど、一人ひとりが精一杯やっていけばきっと大きな力になり、大きな支援につながっていくことだろう。私も自分にできることを考え、精一杯やっていきたいと思っている。

 

 

 

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2011年

4月

09日

第1回お寺でYOGA

本日第1回ダーナイベント~お寺でYOGA~が開催されました。

 

定員25名で募集したところ、定員オーバーの29名の参加。本当に有り難いことであります。

 

非常に和やかな雰囲気の中、あっという間の1時間半でした。普通泳げない人のことを金槌と言いますが、私の場合水に入る以前に金槌みたいに硬い体でありますし、YOGAは初体験なので最初は心配していましたが、先生の無理なく楽しくというコンセプトのおかげで、かなりリラックスしながら最後までできました。気づいたらもう終了という感じでした。

 

今日皆様方にいただいた参加費1000円×29人=29000円は、近く義捐金として送らせていただきます。

 

この企画を快く引き受けてくださり、楽しいYOGAをご指導くださった先生、そして参加して下さった皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

次回は5月28日(土)16:00からと決定いたしました。大勢のご参加お待ちしております。

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2011年

4月

07日

入学式

今日は私の勤務する牧之原市立相良中学校の入学式があり、私はブラジル人保護者の通訳をした。通訳とは言っても式典中に保護者席でべちゃくちゃ話すわけにもいかないので、説明は最小限ですませ、終わってからながれを説明した。

 

入学者名簿を見ていると、本当に読めない名前が多い(息子の名前も読みにくいので人のことは言えないが。。。)。また、私たちのころは圧倒的に多かった~子という女の子の名前がほとんと見られない。160人の入学生の中でたった5人である。逆に1年部の教員中女性は4人だが、そのうち3人が~子という名前である。時代の移り変わりとはいえ、ここまで顕著だと少しびっくりする。

 

兎にも角にも、また新年度が始まった。新たな気持ちで、気合を入れてがんばろう。

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2011年

4月

05日

はなまつり

私たち親子の似顔絵
私たち親子の似顔絵

4月3日、教覚寺はなまつり2011~東日本大震災追悼と支援のつどい~が行われた。

 

光輪会からも若干名が参加し、また全体では180人以上が集まり、追悼の意義を持ちながらも和やかに進んだ。

 

式典の後、光輪会は若坊守の手作りクッキー&バナナケーキ、そしてブラジル直輸入のフルーツジュースを売った。たまたま先月26日の歓送迎会で準備したCCレモンがペットボトル丸々1本残っていたので、それもついでにおいたら、なんと子供たちはCCレモンを集中的に注文。コップ一杯100円なので、ブラジルジュースはかなりお買い得の値段設定だが、CCレモンはかなりのぼったくりになってしまう。これならわざわざ大井川まで行ってブラジル直輸入ジュースを買わなくても、近所のスーパーでコーラ等を買った方がよかったかなと落ち込んでいたが、中には興味を持ってブラジルのジュースを買って下さる大人もいたので、よかった。。。ちなみに若坊守手作りお菓子はあっという間に完売してしまった。

 

他にもバザーやコーヒーショップ、手作りダーナショップなども売り上げを伸ばし、またバルーンアートや似顔絵、また鯛焼きなど専門家のコーナーも大盛況だった。上の似顔絵は私たち親子を事前に描いてもらったものだ。

 

全てのコーナーの売り上げと募金が義捐金となるが、夜の部のおてらこんさあとも足して全部で約43万円ほど集まった(詳しくは教覚寺ホームページの住職日記参照)。そのお金はすでに送られ、はなまつりの一連行事は終了。

 

そして9日は光輪会のダーナイベントお寺でYOGAが開催される。もう少しで定員になりそうでまだ若干名の空きがあるので、是非ご参加お待ちしております!!!

 

 

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2011年

4月

01日

4月

気がつけばもう4月。

 

大震災から3週間が過ぎた。私のような被災しなかった者にとっては、「もう3週間経ったのか」という感覚があるかもしれないが、被災者にとっては辛い避難生活と先の見えない不安で、時は長く感じられるに違いない。テレビでは民放を中心に、震災以前のようなドラマやバラエティなどの番組に戻り、震災についてはニュースの枠内という局が増えてきたようにも思う。それとともに私たちの意識も薄くなってしまわないよう、やはり心は被災地へ向け続けていたい。

 

ダーナイベント・お寺でYOGAも今現在21名の参加希望をいただいている。もう少しで定員になってしまうので、早めにご連絡をいただければ幸甚である。このダーナイベントも、先に書いたようにずっと心を被災地へ向けるため、1回限りのイベントにするのではなく、定期的に開催していきたいと思っている。また具体的に決まったら、このホームページでもお知らせするつもりだ。

 

 

 

 

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2011年

3月

30日

SAKURA

教覚寺境内の桜
教覚寺境内の桜

境内の桜もいよいよ咲き始めた。

 

まだまだ一部分ではあるが、これから少しずつ広がっていき、そして一気に咲くだろう。

 

ここまで書いて草稿のまま保存していたら、どうやら教覚寺のホームページで先に紹介されてしまったようだ(苦笑)

 

ただ、実はこの桜の写真は昨日撮ったもので、昨日のうちに報告できていればホットな話題だったのだが、残念(笑)

 

静岡は少しずつ春の暖かさが感じられるようになってきたが、被災地ではどうだろうか。ずっと最低気温は氷点下の寒さだったようだが。。せめて早く暖かな、被災者にとって過ごしやすい気候になってくれることを願う。

 

 

 

 

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2011年

3月

28日

井上雄彦氏

真宗大谷派のご本山東本願寺では、4月4日から井上雄彦氏によって描かれた親鸞聖人の屏風が一般公開されるそうである。参照↓

http://www.higashihonganji.or.jp/info/news/detail.php?id=253

 

これは真宗大谷派の親鸞聖人750回御遠忌(本願寺派では大遠忌という)の記念事業の一つということであるが、井上雄彦氏といえば、私の青春時代に熱中した「スラムダンク」の作者である。ミッチーの「バスケがしたいです!」とか、安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」にどれだけ涙したことか。。。

 

その井上雄彦氏が、この度「激動の生涯を送られた親鸞聖人の生き様」というテーマで屏風絵を作成されたというから正直驚いた。それだけ井上氏ご本人も親鸞聖人の人物像、また生き方そのものに魅力を感じていらっしゃるのだと思う。750年経った今まさに、親鸞聖人のみ教えが一層輝きを増すものだと感じる。是非この屏風絵を生で拝見したいものだが、公開期間中には行けるかどうか。。。しかし記事によると、大震災を受けて急遽この屏風絵の関連グッズを作成し、その収益金全てを被災地への義捐金とするそうなので、少なくともそのグッズは手に入れたい。

 

さて、お寺でYOGAの受付状況であるが、呼び掛けてまだ1週間も経っていないのに、おかげさまで既に18名の申し込みをいただいている。限定人数なので、興味のある方は早めにご連絡いただければありがたい。

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2011年

3月

25日

緊急告知

久しぶりの間のない更新(苦笑)

 

この震災の被災者のために何が出来るだろう、個人的に募金する以外で何かできることはないかと考えを巡らせていたのだが、この度色々な人のご協力をいただき、ひとつの形となった。

 

4月9日(土)午後2時よりダーナイベント ~ お寺でYOGA ~  開催決定!!

 

これはダーナイベントといって、参加費(1000円)の全額を義捐金として被災地へ送ることを一番の目的とした行事である。この大震災は間違いなく長期的な支援が必要なので、このダーナイベントも定期的に行っていくつもりだ。

 

まず何よりも、ヨガの先生に感謝申し上げたい。自分も何か力になれないかと思っていたと、この度のオファーを快諾してくださった。先生のご理解とご協力がなければ実現不可能なイベントであったため、本当に有り難かった。

 

あとは、当日本堂を一杯にすることである。スペースの都合上限定25名で開催させていただくため、先着順に申し込みを受け付けることになった。メールで申し込みを受け付けるので、駆け込み寺メールにて参加の旨をお知らせいただきたい。

 

申し込み状況は随時この副住職ブログでもお知らせしていく。

 

 

 

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2011年

3月

23日

正確な情報

20日に教覚寺の彼岸会法要ならびに祖父の25回忌がつとまり、21日の春分の日には、群馬県高崎市にある覚法寺様へ出かけ、法話をさせていただいた。 初めてのご縁のお寺様であったが、緊張してしまい話がどんどん速くなってなってしまい、予定時間よりも早く終わってしまった。本当に私自身の経験不足を痛感させられたと同時に、ただただ恥ずかしく申し訳ない気持ちになった。

 

昨日22日はブラジル人学校の勤務日。学校へ行くとびっくり。すでに14人の生徒が退学し、教員も1人はすでに退職し、もう1人も近々退職とのこと。先週の勤務時には全校生徒58人だったのが、昨日には44人に、さらに教員も7人だったのが、一気に5人になってしまう(非常勤は除く)。生徒も教員も2割以上が一週間の間に辞めるとは異常事態である。もちろんその理由はこの度の大震災、並びに放射線の恐怖である。ブラジル国内では、特に放射線の問題についてかなり誇張されて報道されているようである。またインターネットなどでも、デマが飛び交っているようだ。日本は今放射線の影響で出入国ができないとか、日本の全ての農産物が食べられないとか、云々。勿論みんながこれらを鵜呑みにしているとは考えにくいが、ブラジル国内のほうがむしろパニック状態に陥っていて、おそらくブラジルにいる家族や親族が帰国しなさいとかなり働きかけているのではないか。そしてもともといつかはブラジルに帰ろうと思っていたものの、なかなか決心がつかないでいた人たちが、これを機に一気に帰国を決断し、帰国ラッシュになったと私は想像している。実際私もかなりの数のブラジル人友達から、早く日本を出てブラジルへ避難して来いと言われている。

 

そして実は明日、私がブラジルに留学していた町の友人が静岡に遊びに来ることになっていた。彼は私がいたJuiz de Foraという町出身で、留学時代はよく遊んだが、今は反対に彼が日本へ留学しに来ているのだ。千葉県の寮で生活をし、神田外語大で勉強している。すると彼からメールがあり、明日来れなくなったとのこと。なんと同じ寮で生活していた留学生のほとんどがすでに帰国をし、残った彼とインドネシア人留学生、そして管理人の3人で、大阪へ逃げているらしい。そして今後のことで色々確かめなければならないことが山積みということで、今回の来静は見送ることになったのだ。正直びっくりした。

 

私も日本の報道を見たり読んだりでしか情報がないので、どれが正しいのかよくわからないと言えばそれまでになってしまうが、しかし落ち着いて行動することはとても大切なことだと思う。もちろん実際に被災された方々に落ち着いてなどとはとても言えないが、少なくとも私たち被災しなかった者は、冷静に状況を見きわめていくことを求められていると思う。そしてやはり正確な情報をつかむことの大切さもあらためて感じている。

 

 

 

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2011年

3月

17日

一週間

本当に大変な事態だ。

連日の報道を見るたびに、言葉を失う。

気がつけば、巨大地震から1週間が経とうとしている。。。

 

何よりも被災された方々は先の見えない恐怖に襲われているであろうと拝察する。そして原発では、放射線が普段の何倍だとマスコミが騒ぎたてる中、現場では文字通りいのちをかけて冷却等の対策に取り組んでくださっている方々がいる。被災地に何とか電気をつなごうと、真冬の寒さの中電気工事を不眠不休でして下さっている方々がいる。世界の国々からも次々と救助隊、援助隊が駆けつけて下さっている。テレビを見ているだけの私がもどかしい。

 

 

 

 

 

 

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2011年

3月

13日

巨大地震

前回のブログから少し時間が経ってしまった。

その間にご承知の通り、とんでもない巨大地震が起こってしまった。

時間の経過とともに少しずつ明らかになってゆく被害状況。それでもまだほんの一部分しか明らかになっていない事実。地震の起こる瞬間まで私たちと同様、普段通りの生活をされていた方々が、このような状況に追い込まれていることを想うと、本当に言葉が出ない。一刻も早い救助、一人でも多くのいのちの救出をただただ願う。

 

私のところにも世界中の友人からお見舞いのメールが届いている。私自身は大丈夫ということに関してはホッとしてくれるが、出来ることがあったら何でも言ってほしいと言ってくれている。海外にいる友人も、これだけの被害が出ており大変心を痛めている。そんな海外の人達に逆に背中を押される。遠くにいたって何でもできることはやると言ってくれているのに、国内にいる私が動かなくてどうする。

 

私に一体何ができるだろうか。今このことをひたすら考えている。周りの人たちとも話をし、少しずつ具体的になってきている。光輪会のメンバーや、このブログを見て下さっている方々にも、近くお願いすることとなると思う。

 

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2011年

3月

07日

親鸞聖人のみあとを訪ねて

白須賀からの景色
白須賀からの景色

3月5日、親鸞聖人750回大遠忌法要記念行事である「親鸞聖人のみあとを訪ねて~稲田から本山へ歩く~」へ参加した。

 

これは親鸞聖人が関東から京都へお帰りになる際に通られたであろう道を実際に歩き、聖人のご苦労を偲びながら、また聖人を慕う仲間たちと交流を深めるものである。

 

昨年の12月に稲田(茨城県)を出発し、毎週土日に平均20kmずつくらい西へ歩き、到着地点からまた出発するということをずっと繰り返し、1月の終わりに静岡県へ入り、まだ静岡県を歩いているのである。あらためて静岡県の広さ(特に東西)を実感するとともに、時々西日本から東京へ車で行く友達から「静岡県長すぎる」とわけのわからないメールが私のところに届く気持ちも何となくわかった気がする。しかし5日は遂に静岡県を抜け、愛知県へと入っていくという日である。

 

朝9時にJR新居町駅を出発。12月の初日から一回も休まずに歩いていらっしゃる方もおられるし、初めて参加された方もいらっしゃる。みんないろいろな人とお話しをしながら、和気あいあいと進む。途中潮見坂という少し急な坂道もあったが、一人の脱落者もなく参加者全員で登り、写真に載せたようなきれいな海の景色も堪能できた。

 

午後にはいよいよ愛知県豊橋市に入り、すべての行程を予定通り、何の事故もなく無事終えることができた。これはひとえにお忙しい中準備してくださった門信徒スタッフの方々のおかげである。こうして毎回毎回門信徒推進員を中心としたスタッフが下見や資料集め、接待など、参加者の為にご尽力くださっているのである。本当に頭の下がる想いである。

 

この行事自体は4月9日、本山に到着をするまで続くが、この度静岡県を無事通過したので、教覚寺やその他静岡県の寺院の担当はこれで終了となる。

 

ご尽力くださった門信徒の皆様、本当にありがとうございました。

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2011年

3月

04日

3月

気がついたらもう3月が始まっている。

1日は門信徒会例会で、法話をさせていただいた。

そこで光輪会のホームページを宣伝させていただいたので、更新しなければと思いながら三日が経ってしまったのである(>_<)

 

気を取り直して、昨日はひな祭り。日本の伝統・文化である。そういえば先月ラジオで「ぶっちゃけ無くてもいいかも」という質問で、10ある中から選んで電話でリスナーが投票するというものがあった。聴いていた人もいるかもしれない。運転中だったのでメモはとれず、全ては覚えてないのだが、選択肢は、お正月・成人式・節分・バレンタイン・ひな祭り・端午の節句・お盆・クリスマスなどがあった(あと七五三とかだったかなぁ)。私がこのコーナーに興味を持ったのは、選択肢にお盆が入っており、このお盆が何位くらいに入るのかが気になったのである。

 

そして1時間くらいたっていよいよ結果発表。これは1位を当ててはいけないゲームなので、どうしても不必要と思われているものにスポットがあたるのだが、さて、みなさんだったら何を選ぶだろうか。

 

1位(一番無くてもいいと思われているもの)はバレンタインだった。これは何となく予想通りだったが、2位が私の中でも意外だった。何とクリスマス。「やっぱり仏教徒なんだから、キリスト様の誕生日よりもお釈迦様(4月8日)やそれぞれの宗祖の誕生日(ちなみに親鸞聖人は5月21日)をもっと盛大にするべきだ!」という意図かどうかは定かではないが(多分違う^_^;)、この結果は意外であった。そして私の気になっていたお盆は下から2番目。軽く流されて終わった(笑)。宗教的な意味でお盆は必要だ、というリスナーの声はもしかしたら少なかったかもしれないが、しかし他の行事の順位をみても昔から日本で大切にされてきたお盆や、その他伝統的な行事はやっぱり残していくべきだと思っている人達が多いんだなぁと、何となくホッとした瞬間であった。無論、平日昼間のラジオなので(私は牧之原から帰っている車中で聴いていた)、投票したリスナーの世代や感覚などが偏っていたかもしれないし、同じ質問を別の方法で調査したら別の結果が出てくるかもしれないが、私自身が色々考えさせられた内容であった。5月には樹の初めての端午の節句がやってくる。すくすくと成長してくれた樹と、それを可能にしてくださったすべての「おかげさま」に感謝しながら、家族みんなでお祝いできたらと思っている。

 

クリスマスを否定するつもりはさらさらないが、しかしお釈迦様の誕生日(はなまつり)や親鸞聖人の誕生日(降誕会)なども、もう少しクローズアップされる日が来てもおかしくないのになぁと思ったりもする。

 

教覚寺でも「はなまつり」や「降誕会」は当然お勤めするが、光輪会でもみんなでお祝いしましょうか!!!大切なことは誕生日を通して私たちがお釈迦様の教えや親鸞聖人のお言葉に出遇わせていただくこと、、、そしてその後で、、、

Let`s party!!!

 

 

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2011年

2月

26日

花粉症

ついに始まった(>_<)

 

この季節が到来(T_T)

 

私の体は一昨日あたりから急激に変化した。鼻水は出るしあちらこちらかゆいし、くしゃみも止まらない。。。昨年は比較的楽だったのだが、今年は報道されている通りひどくなりそうな予感がする。

 

花粉症でない方には信じられないかもしれないが、ひどい年は朝起きても目が開かなかったりもする。目脂が固まって目が開けられないのである。さすがにこれは頻繁ではないものの、それでも顔中全ての器官は常にかゆい。。。

 

私は花粉症業界ではかなりのベテランで、ここまで社会現象になる前から、具体的にいえば小学生の時(20年以上前)からこの花粉症に悩まされている。しかしあまり対策もせず、無残にも毎年花粉症に完敗しているのである。

 

昨年父親になったということもあり、また私の巨大くしゃみで息子が何回か泣いてしまっているという現実もあり、今年は余計なことに煩わされないようマスクを着用し、花粉症の被害を最小限にとどめようと思い、昨日から着け始めた。

 

まだまだ続くこの季節。本当なら冬が終わりを迎え、段々暖かくなる一番いい季節のはずだが、私は正直この季節が一番苦手である。。。

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2011年

2月

23日

出遇い

築地本願寺
築地本願寺

昨日のことだが、まだ感動で手が震えている。

 

昨日は築地本願寺で、キッズサンガ(子供たちに阿弥陀様とのご縁をもってもらおうという宗派をあげての取り組み)サポーターの研修会が行われた。

 

ご講師はレモンさんことラジオDJの山本シュウ氏。レモンさんはラジオだけでなくテレビやAIDS啓発のためのレッドリボンライブの総合プロデュースなど、ここでは紹介しきれないほど多方面で御活躍だが、講義(トークライブ)ではただただ圧倒された。「We are シンセキ」の合言葉のもと、現代社会の問題点や今後の方向性など、わかりやすく、またおもしろくご教示下さった。端的にいえば現代はコミュニケーション崩壊の時代。孤独な社会。そこでキーワードとなってくるのが愛や絆。

 

そのような話の中で特に印象に残っているのが、誰も悪くないという一貫した彼のスタンス。本当にそう思う。悪いことは悪い。犯罪は犯罪だし、人を傷つけることも悪い。でもそれをしてしまった人が悪いのかといったら、そうじゃなくてその人をそこまで追い込んでしまった社会や時代の流れが悪い。じゃあその社会を構成しているのは誰かといったら、この私である。あの人は悪い人だと指差している自分がこの社会を構成している。だから、関係ない人なんて一人もいないし、他人ごとでは全くない。ある意味で加害者も被害者なのである。悪いことをすることを容認しているのではなく、そういう社会の被害者が少しでも減るように彼は活動しているし、お寺も働きかけていかなくてはならない。彼は「お寺は今こそこの日本社会においてヒーローになれるチャンスです」と言った。話を聞いてほしい人がこの社会にはたくさんいる。その人たちの話を聞くのがお寺、そしてそれはその人たちを救うことになると。

 

懇親会では、図々しくも途中から山本シュウ氏の目の前の席に座り、いろいろ話をさせていただいた。本当に一生懸命、自らの信念を貫いて生きている人は理屈抜きでカッコいい。そしてそのオーラ、エネルギーは周りの人も巻き込んでいく気がした。私もそのエネルギーをたくさんもらって帰ってきた。

 

私の中で大きな出遇いをさせていただいた研修会であった。

 

是非光輪会の例会の中でも、彼の話について随時触れていきたいと思っている。

レモンさんこと山本シュウ氏
レモンさんこと山本シュウ氏
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2011年

2月

21日

新門様ご来山

だいぶ日が経ってしまったが、2月17日、東京にある本願寺築地別院(通称築地本願寺)の副住職を現在おつとめである新門様が教覚寺へお見えくださった。

 

東京教区(関東の1都6県及び静岡・山梨)の各地域の現状を、実際に目で見て把握したいという新門様のお考えで、こうして静岡まで足を運んで下さったのである。新門様といえば、親鸞聖人から数えて25代目で、次のご門主になられる方である。宗門内では皇太子様のようなお方なのだ。心の準備はしていても、やはり実際にお会いすると緊張するものである。しかし新門様ご自身は本当に穏やかで、立場からのおごりや傲慢さなど微塵も感じない。

 

いろいろお話くださり、またこちら側もいろいろお話させていただいた。最後のほうで、若者世代のお寺離れについての話題になり、新門様もかなりこのことについてはお考えになっているようで、様々なアドバイスをいただいた。新門様は真宗仏教青年連盟の総裁もなさっており、その方から直接アドバイスをいただけたことは本当に光栄なことであるし、あらためて光輪会の輪を広げていくよう、またその輪を深めていくよう、精進しなければと思った次第である。

 

なお、昨日教覚寺サンガのつどいが開催されたが、そのことについては活動報告のところに書き込んでおいたので、是非そちらもご一読を!

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